2月分のバイト代が入金された直後から葉介宛に荷物がザクザク届きます。 コテを買って髪はさっらさら!洗面所の窓辺には何かの液体が入ったボトルが邪魔に感じるほどズラ~リ。肌に合わないパックは私がいただけるみたいです。 カップラーメンとジュースを我慢して美肌を追及する16の春。
太知が忙しく過ごしているうちに春休みも後半。バイトしている葉介との絡みが少ない。このまま春休みが終わってしまうなんて! そこでイチゴ狩りに誘いました。葉介はイチゴが大好きです。 「行く?」の問いに「行かないかも」とソフトに返してくる。 母の誘いには惑わされない男に育ちました。