ながたせいこ

ライター┃インタビュアー┃作文講師 人・モノのストーリーを丁寧につづります│8歳差姉妹の母(次女は鎖肛)│1984年生│マーブルスクール2期生・3期メンター│中国広州元駐妻│海外不妊治療経験│砂肝軟骨つぶ貝などコリコリした食べ物が好き

ながたせいこ

ライター┃インタビュアー┃作文講師 人・モノのストーリーを丁寧につづります│8歳差姉妹の母(次女は鎖肛)│1984年生│マーブルスクール2期生・3期メンター│中国広州元駐妻│海外不妊治療経験│砂肝軟骨つぶ貝などコリコリした食べ物が好き

マガジン

  • 書いて深める作文の教室

    主宰する「書いて深める作文の教室」で気づいたできごとを集めています。子どもたちからもらったことば、感性の豊かさにいつも、驚かされます。

  • 私をつよくする言葉

    悩み、人生に迷った時、人からかけてもらった言葉や本や映画の中で出会った言葉たちが心を照らしてくれた経験がいくつもあります。何年たっても消えることなく、自分自身を強く支えてくれる、言葉たちを集めました。

  • お尻の穴をお腹に忘れて来た次女のお話

    21年夏我が家の次女のとっちゃんは、先天性肛門奇形(鎖肛)と呼ばれる状態で産まれてきました。そんな彼女との日常を綴っています。

  • マーブルスクール

    マーブルスクール二期生として、学んだこと、取り組んだ課題についてまとめていきます。「書く」に向き合った熱い三カ月の記録です。

最近の記事

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ながたのお仕事実績ページ(2024年10月更新)

ご覧いただきありがとうございま.す。ライターの永田盛香(ながたせいこ)です。本記事では、私、ながたのこれまでのお仕事実績や自己紹介をまとめています。 ここまで積み上げてきたことが、どなかたの「欲しい」と重なれば――。私ができることで、誰かのお役に立つことができたら嬉しいなぁと思いながら、書いています。 プロフィール読書家の父の影響で、小さな頃から本が傍らにある環境で育ちました。母親の影響もあり、小学4年生から始めた日記は今もなお、続いています。 言葉や書くことは、これま

    • 【月報】2024年10月:誰でもできることを、誰よりも長く、誰よりも丁寧に

      コロナってます。人間ドックでは視力もさがってました。体重も増えてました!!!11月以降はまじで健康大切にしながら働きたい所存!!! 今月のメイントピック次女の来年度入園が決まりました 自宅からは少し距離がある認定こども園。送迎の手間は少しかかるものの、保育方針が素敵で、ここに通わせたいなぁと考えて、願書提出。そうだな、いうなれば『なきむしようちえん』みたいなところ。 自然たっぷりのなかで、しっかり遊べる。異年齢の縦割り保育で、各種行事もそこそこに。あくまで子どもたちの「

      • 出発直前の食あたり、まさかのフライトキャンセル。それでも私は台湾へ向かった

        数年前の国慶節の思い出、台湾母子二人旅について書いています。 出発2日前。暗雲が立ちはじめる 楽しみにしていた長女との二人旅。出発の2日前、思えばこの頃から何やら“おかしな”流れがやってきていました。そう…我々なんと、 / 駐在期間を通じて、初めての食あたりに \ 見舞われてしまっていたのですよね。 私と長女はそこそこ胃腸が強め。中国に来て以降、何かを食べてお腹を下すことは皆無でした。 にも関わらず。出発前の週末に食あたり!しかも、いつも通っているお店のおいしい(

        • トラウマ海外母子二人旅の思い出を聞いてくれin台湾

          気づけば国慶節。中国の祝日、現地では大型連休が始まっています。ニュースでも、たくさんの中国の方が日本へ旅行にやってきている様子が報道されていました。 国慶節って?? 中華人民共和国の建国記念日で、1949年、北京の天安門広場にて、当時の国家主席・毛沢東氏が共和国の成立を宣言したことに由来します。 毎年新暦の10月1日が国慶節と定めらていて、そこから1週間前後の大型連休が始まるわけです。 国慶節は比較的新しい祝日なので、春節のように、特にこの日に何かを食べる、とか、どこ

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        • お尻の穴をお腹に忘れて来た次女のお話
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        記事

          だから、私はまいにち出汁をとる

          家事育児と仕事の両立。永遠のテーマ。どちらもここちよく、かつクオリティも高く…ってなことはどうあがいても無理なので、どちらかが必ず適当になる。それはもう、そういうものだ、と思っている。 私の場合、自分に余裕がなくなると、とたんに優先順位が下がるのが「料理」である。食べることって大事。でも三度三度、メニュー考えてご飯を作って家族に食べさせてってよう考えたらすごいことです!しかも毎日!! 聞くところによると、日本のお母さんってめっちゃ料理のバリエーションが多いらしい。和洋中、

          だから、私はまいにち出汁をとる

          夕方の公園、スーパーヒーローになれた娘の話。

          次女、3歳。8歳上のおねぇちゃんの影響もあって、いろいろなアニメを観る。意味わかってるんかな?と思うけれど、そこそこ集中して観ている。そしてときどき「フッ」と笑う。 物語のなかの、キラキラしたドレス、魔法…そういう世界観にあこがれを持っているようす。 例えば「アナと雪の女王」。音楽に合わせてくるくる踊っては、ストーリー中、主人公・エルサが手から放つ魔法を真似て、自分も手を伸ばしたり、引いたりする。 しかし、悲しいかな。私たち人間は魔法が使えない。どれだけがんばって「あり

          夕方の公園、スーパーヒーローになれた娘の話。

          【月報】2024年9月:新しいお仕事がはじまりました

          「書く」ことで貢献できる世界は、かくも広いものだ。強く実感することとなった、ながた・9月のお仕事の履歴です。 今月のメイントピック作文教室、第一号の生徒さんであったYくん(中2)が教室を卒業した。寂しさと、うれしさとがないまぜになった気持ち。 彼と会ったのはかれこれ4、5年前にさかのぼる。知的ギフテッドと呼ばれる特性を持つY君の読書量は当時から目をみはるほどで、4年生とは思えない量の語彙と知識を備えていた。 知的レベルがとても高い反面、集団行動が少し苦手で、他の子の発言

          【月報】2024年9月:新しいお仕事がはじまりました

          【月報】2024年8月:あなたがやりたいことを、貫いたらいいんです

          間に合いますか!?もう9月はじまって一週間以上経ってますけど、間に合いますか8月の月報!!! 月報に入る前に、タイトルの回収を。これは先日、義母に言われた言葉。 確定ではないのでどうなるかわかりませんが、近々、ひさっしぶりの「オフライン取材」を承ることになるかも、という話が浮上しました。これが、けっこう遠方取材で。 取材に行くなら出張も視野に入れないといけない。その場合、子どもの預け先をどうするか、家族が囲む食卓の場で話題にのぼったんです。こういうときは、いつもたいがい

          【月報】2024年8月:あなたがやりたいことを、貫いたらいいんです

          40歳の誕生日にしたことは、つぎの10年の指針となる言葉を見つけること

          40歳になりました。どこからどうみてもアラフォー、立派な大人です。29歳のとき、私は自分が30代になることに衝撃を覚えていました。「30なんて、人がなるもんや」ぐらいに思ってた。 でも、時は流れ、今やその30代を終えようとしています。時間はゆったり流れているようで、そうでもない。 振り返っていま、こんなことを思うのです。「もしも私の30代にテーマがあったとしたら、はて何になるだろうか」と。 せっかくなので、40歳の第一歩に、これまでの10年、そしてこれからの10年に想い

          40歳の誕生日にしたことは、つぎの10年の指針となる言葉を見つけること

          【月報】2024年7月:クライアントワーク以外の「書く」時間も大切にできたひとつき

          パツパツになり過ぎないよう、自分の創作にも向き合った7月でしたよ。 今月のメイントピックインタビューを受けましたっ。 Marbleスクール同期であり、同志でもあるまみーさんがご著書を出版!(新着24部門1位の快挙です) その貴重な一書に、なんとなんと、インタビュイーとして登場しております…。 親子で一緒に、たった10分から始められるシンプルで新しい「書く習慣」のためのアプローチ。 まみーさんご自身の実体験に基づくリアルでほっこりするエピソードも多々あり、さわやかな読

          【月報】2024年7月:クライアントワーク以外の「書く」時間も大切にできたひとつき

          ごめんね、いたかったね

          人形の頭をなでながら、当時、2歳になったばかりの娘がつぶやいた。 「ごめんね、いたかったね。」 ごっこ遊びの途中、自分の腕が当たったはずみで、人形が机から落ちてしまった。床にぱたりと落ちる人形を拾い上げて、彼女はこう言ったのだった。 一緒に遊んでいた私の手が止まる。 娘の顔を、まじまじと眺める。 もしかすると私は今、すごいものを耳にしたのではないかしら。 *** 娘は生まれたときに、お尻の穴がなかった。 「鎖肛」と呼ばれる先天性の病気で、別名を直腸肛門奇形という。

          ごめんね、いたかったね

          産まれたときにお尻の穴がなかった次女が3歳になった

          産まれたときに、お尻の穴がなかった次女が、今日で3歳になった。 お尻の穴がない「鎖肛」と呼ばれる先天性の病気とともに産まれた彼女。生後すぐに全身麻酔をともなう手術を経て、その後、一カ月間のNICU生活を送った。 今日にいたるまでに経験した手術は合計、4回。それらを無事に乗り越えて、今、自分のお尻の穴を使い、ウンチを出すことができている次女である。 2021年7月6日、まもなく七夕という夜。分娩台の上、たったいま2,100gの小さな女の子を産み終えた私に、小児科の先生は神

          産まれたときにお尻の穴がなかった次女が3歳になった

          【月報】2024年6月:過去イチの売上だったけど…

          ご存知ですか。通常、7月以降を下半期と呼ぶそうです。2024年も折り返しましたっ 今月のメイントピック趣味でカードリーディングをはじめる ライター業とまったく関係のない話題から…。知人のおすすめでなぜかのカードリーディングを学び中。深く書き出すとこれだけでひと記事になっちゃうから概要だけ。カードリーディングって…イメージわきますでしょうか。あれです、タロットカードとか、あぁいう。 めっちゃはしょって説明すると、カードリーディングってつまり、何かしらの問いをカードに投げか

          【月報】2024年6月:過去イチの売上だったけど…

          その気持ち、ほんまに「おもしろい」ですませていいの?

          子どもへの作文教室を始めてはや4年が過ぎようとしている。途中、産休をはさみながら、今に至るまで辞めることなく続いている小さな教室だ。 漢字の間違い、語法のチェックをするところではない。美文名文を書こうなんてのとも、まったく違う。 書くことで、自分自身の内面に目を向ける場所。 そんな場所を志して今までやってきた。 受験対策をしたり、なんちゃらコンクールを目指すわけでもなく、あくまで「自己理解」を「書くことを通して」実現したいなんてすごく抽象的なことをやりたいと思ってきた

          その気持ち、ほんまに「おもしろい」ですませていいの?

          【月報】2024年5月:日本はまだまだ、捨てたもんじゃねえぜ

          すみません、わたしの5月はどこにいったんでしょうか。 今月のメイントピック①ともみさんの本ゼミに参加 憧れであり心から尊敬するライター、編集者、子どもの表現教室の大先輩・高田ともみさんの本づくりゼミナールに参加中。来月〆切「note大賞」に向けて、参加者みなさんで創作に向き合ってます。 ライターとはまた少し違った視点と心持ちで、自分の内面を表現する…わけですが、note大賞を志すなら、やはりそれ(=自分視点)だけでは足りなくて。「賞」である以上、まして受賞を目指すなら、

          【月報】2024年5月:日本はまだまだ、捨てたもんじゃねえぜ

          私が「誰か」が定まると、書くものもブレなくなってくるよ

          これまでSNSで発信をするとき、私は子育て、仕事、趣味…などなど、さまざまなテーマについて書いてきました。 仕事のことばかり、あるいはプライベートなことばかり書いても読み手はつまらないかもしれない。そして何より私にネタがないこともあって、内容をとくに限定せず、書き続けてきたのです。 が、記事の内容がさまざまであればあるほど、なんだか「とっちらかったアカウント」になっている…と感じることも多々。 いわゆる自己ブランディングがうまくいっていないのではと感じ、自信を失いがちで

          私が「誰か」が定まると、書くものもブレなくなってくるよ