子どもに転校を経験させる親が決してしてはいけないこと
私事ですが、先週、無事に引っ越しを終え、北九州市民になりました。なんのご縁か、滋賀県から西は福岡、北九州へ。
〇〇会の本拠地があったとこで修羅の国、なんて呼ばれもしているここ、北九州(笑)。「北九州/成人式」で検索するとまぁなかなか…そりゃあもうなかなかな動画が出てきます。よく言うと、「うん、元気いっぱい!」
荒くるイメージの強い場所ですがまぁ実際のところはいかに。
どんな場所があって
どんな雰囲気で
どんな人がいるのでしょうか。
これからいろいろな“新しい”ことが目白押しで、ドキドキが止まりません。
さて、私自身のドキドキもさることながら今回いちばんドキドキしていたのは4月から新三年生になる、長女。昨日、無事に転校初日を終えまた!!!
転校にあたっては、前の学校のお友達、先生から写真におさめきれないほどの贈り物と、心のこもった手紙やアルバムをいただきました。
泣いてくれるクラスメイトたちもいる中で「彼女は一粒の涙も流さなかった」とのちほど担任の先生から聞きました。
が…
でもね、でもですよ。
最終日、帰宅した後。私の「我慢しんくっていいよ」の声かけのせいか、こらえきれずにぽろぽろと泣いた長女。
寂しいと言って、泣きました。
「でも頑張る」と言って、泣いたんです。
応援するしかありません。
でも、、
「わかっていたとはいえ
親の都合で、しなくていい経験をさせているのかも」
なんて後ろ向きにもなりました。
特につらかったのは、北九州に着いて3日ほどたった頃。お手伝いに来てくれていた実母も帰宅し、家で私と、長女と、次女の三人になった夜。
どことなく様子が違う長女。顔がこわばって、いつもの笑顔がありません。
「どうしたの」とたずねると、やっぱりここでも「寂しい」と言ってぽろぽろ…。
応援するしかありません。
でも、、
「どうしよう。北九州で新しい友達
できるのかなぁ…」
なんて、まだ見ぬ未来がどんどん不安色になっていきました。
今回、子どもに転校を経験させる親が絶対してはいけないことがあると気づきました。それは、前の環境と今を比べる、こと。前は〇〇があったけど今は…とないものを探すことです。
そもそも同じ環境などありえないのですから違いがあって当然。前向きな視点で比較する分には良いのですが、そうでない比較はしても良いことはありません。
でも、この日ばかりはこんな視点になりがちで…朝、目が覚めたときに気持ちが重く沈んでいることを感じていました。
でもおもしろいかなぁ人生。必要なことってその時々で起こるもの。
後ろ向きな私を救ってくれたものは他でもない、私自身の言葉、でした。
つづく…w
***
追記:
で、長女の転校初日の反応は?と言いますと…「はじめは緊張したけど、
楽しかった。明日はひとりで帰るからお母さん迎えにきたらあかんで」
とのこと!!
笑顔で帰ってきてくれることを祈ってその通りの笑顔で校門を出てきた娘を
涙をこらえながら迎えました。
案ずるよりうむがやすしとはまさにこのこと。まだまだ初日ですけれど
とりあえず初日を無事に終えられたこと、感謝したいと思います。