原子力規制委員会は、原電敦賀2号機に対し、新規制基準適合安全審査で、不合格と判断しましたが、日本の原子力史上、初の出来事であり、原電は、自社担当者のみならず、地質調査専門会社と電力中央研究所の協力の下、可能な限り手を尽くした結果であるため、再申請しても合格の可能性は、極めて低い。
原子力規制委員会による新規制基準適合安全審査の審査期間は、平均6年間(予備会合330回、本会合110回、計440回)、中には、地盤・地震・津波でもめ、今後の展開にもよるものの、12年間も予想され、傾向を考察すれば、基準地震動が大きい、サイト内活断層、原子炉建屋直下の破砕帯の有無。
原発の新規制基準適合安全審査の期間には、特に、期限が定められているわけではありませんが、過去の事例からすれば、平均6年になっています。浜岡4号機は、2014年に審査申請がなされ、すでに8年目に入っており、すぐに終わらず、いまのままの進捗状況であれば、10年にもなりそうです。