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私は、稲垣武之さん(現在、東電柏崎刈羽原発所長兼常務執行役)の博士論文(東大、論文博士、2012.2)「原子力発電プラント重要機器・構造物の体系的かつ効率的な経年劣化管理に関する研究」の内容分析を行い、原子力発電所の構造物の経年劣化の評価にかかわる全体的な枠組み(組織論、人材論、評価技術基準の国際比較論、構造物の評価部位に対する具体的な着目点と手順)の研究で、工学哲学=技術論であり、博士論文としては、非常に広範囲の問題を深く探究した例がないくらいスケールの大きな研究内容