1976(昭和51)年7月27日、当時の元首相・田中角栄が受託収賄と外国為替及び外国貿易管理法違反の疑いで逮捕。児玉誉士夫、小佐野賢治ら多くの逮捕者を出す戦後最大の疑獄事件となった。
1947年に観光・宿泊・運輸を一手に担う「国際興業」を創業した小佐野賢治。後に時の首相・田中角栄と関わる『ロッキード事件』において1976(昭和51)年2月16日に行われた証人喚問に際し宣った「記憶にございません」が当時の流行語に。その5年後、偽証罪で懲役1年の実刑判決を受けた。