神々の山嶺読了。 夢枕漠の簡潔で迫力に満ちた描写に圧倒された。 なぜ山に登るのか? そこに山があるからじゃない。 「おれがここにいるから」 「生きているから」 その答はその人の人生を凄絶にさせるだろう。 でも。わかる。 すべてを山に捧げたい。 でも。できるわけがない。