haneusagi(amano akimi)
『本好きの下剋上』の二次創作や感想等をまとめております。 トップ画像は鉛筆画で恐縮ですが模写(自作)です。 読みづらいですが、ココログにバラバラ挙げていた感想などをリンク纏めました。 http://haneusagi.cocolog-nifty.com/simauma/2024/05/post-783c2f.html
(トップ画像はサカタボックスに上がっているフリー素材を使用させていただいています。) マンガ、アニメ関係の雑感です。<24のセンチメント>は別マガジンにしました。
過去に企画で書いていたブックガイド(BL)に少し手を入れて挙げ直します。当時24まで行かなかったので(根性なし!)、できれば24まで追加挙げていければ。 トップ画像はサカタボックスに上がっていたフリー素材です。ヴァルカナルv 2024年1月19日過去に挙げていた分を挙げ直し終了しました。 今後はぼちぼちと現在好きな作品の紹介にかかっていきます~。 2024年6月21日 24作品紹介まであと2本になりました。 リンクまとめ→ https://note.com/amanoakimi/n/n273f6b30ea99
過去に見に行ったマンガ関係イベントのレポートです。メモと記憶を元に当時作成した記録を整理したものになります。
漫画家・坂田靖子さんのデータサイトを開設しております天野といいます。 (トップ画像はサカタボックスにUPされているフリー素材を使用させていただいています。) 坂田靖子Date Base http://haneusagi.la.coocan.jp/sakata/ データサイトとは別にココログに他愛もないことを書いてきましたが、大半は保存しておくほどもないが、たまにマンガ関係のイベントに行った際のレポート的な内容はそれなりに保存しておいて良いような…とも思うので、古い方から割
■書き下ろしSS ベンドルック! この書き下ろしは随分前に先生がツイートされていたことがSSに纏められたので界隈は大騒ぎでした。呟きで読んだ時の想像では完全に敵側の人間が仕掛けるものだと思っていたので、読んでみたら意外に良い人でした。 フェルディナンドに泳がされたにしてもこんな声を耳元で聴かされて普通にローゼマインを心配しているのがおかしくて。 色々な意見が出ますが、個人的にはこの人の持っている情報と人脈はそれなりの価値はあると思うのでなんらかの契約で縛って使い倒される方向
*こちらは2023年9月にブログに書いた内容に少し足したものです* 今回『ふぁんぶっく9』のQAを読んでいて下記の想像は案外遠くないっぽいと思いましたのでこちらにも挙げておきます。 『本好きの下剋上』ランツェナーヴェのこと。 ランツェナーヴェの建国の話を考えると、なんとなく子供の頃に読んだ、いわゆる「魔法の国」なのだなーと思う。 例えば、「ジャックと豆の木」で天に昇って行った先にある国。 「アラジンの魔法のランプ」に出てきた魔人の住む国。 (ちなみにアラジンのランプは男性器
私が沼に落ちた『本好きの下剋上』がなんとミュージカルになりました。こういうのは生の舞台で観るのが一番ですが、今年は春には一人で北海道一泊二日、初夏には私の実家関係で夫と九州縦断旅行三泊四日を決行しており…;舞台は断念しその代わり配信両チームセットのものを購入しました。舞台当日の配信日は予定があり観劇ならず、結局アーカイブ配信開始までじっと我慢し…ようやく両方観ることが出来ました! 世の中に既にいっぱい感想が上がっていますが、私自身の感想も纏めておこうと思います。 ■ミュージ
フェルディナンドの出生の秘密は最終巻近くなるまで色々情報が絞られていました。最初の方で分かるのは正妻であるヴェローニカの子供ではない妾腹であること。その為に酷く憎まれて育ったこと。 実母のことは生存さえあやふやな記載でした。 ふぁんぶっく8のQ &Aではっきり回答されるまでエーレンフェスト先代アウブであるアーデルベルトの実子であるかどうか不透明でした。 なんせ遅れてきたファンだったので、よく分からないけどもしかしてはっきり実子なんじゃ、と回答が出る前に思うに至った経緯を今更で
*ネタバレ感想です。現在紙書籍・電子書籍ともに販売あり 『銀の三角』は萩尾SF作品における一大傑作 だが、発売当初初読で私が感じたのは、作者が自分の中へ中へ潜っているかのような作品だということだった。初出が『SFマガジン』であったということも手伝ってか、コアなSFファンではない読者である私はともすれば作者においてきぼりにされるような心細さを感じた。それはしかし、このSF世界が難解だからではなかった。 萩尾さんがこの時期にこの作品を描かねばいられない内的必然に揺り動かされて
*表題を一冊にまとめた講談社文庫版が紙書籍・電書ともに入手可能 2012年9月14日発行 私がこの作品を読んだのは2006年蒼竜社の初版なのでもう18年も前の作品なのだけどやっぱり名作は色褪せない。 物語は痴漢冤罪に遭い示談にも応じなかった為服役することになった主人公・堂野崇文の話で始まる。公務員であった職も失い、家族にも迷惑をかける結果になりつつ、どうしてもやっていない罪を認められなかった堂野は警察にも社会的にもひどい扱いを受けている。 そして入れられた刑務所には実際に罪
22:寡黙で熱い渇望の~『魔道祖師』墨香銅臭https://note.com/amanoakimi/n/n151bd4ec85f9 21:弱くても逞しく~『幸せになりたい オメガ騎士に嫁ぐ』伊達きよ著 イラスト本間アキラ https://note.com/amanoakimi/n/n9275e2b502c3 20:~救済の物語~『君の夜に触れる』もりもより著 https://note.com/amanoakimi/n/n1b8a83267c25?magazine_key=m7
(キャラコミックス 現在電子書籍版のみ) 感想、ネタバレありますのでご承知おきください。) 鈴木ツタ作品を最初に好きになったのは『この世異聞』シリーズだった。耳としっぽがある人との怪奇ファンタジーな世界もなかなかにエロティックで良かったが、他の作品もと読んでみて会社員モノもやっぱり面白かった。いつも書くようにリアルに仕事してる感じが出ている作品だからというのもあるけども、この作家のキャラで秀逸なのはサディスティックなツンデレの潔いまでのツンぶりである。仕事が出来て有能で顔も
*ネタバレ感想になりますので未読の方は下記読まないようになさってください*ダリアシリーズユニ 電子版・紙版ともに販売があります 数年前に高校来の友人とLINEで久々にチャットしてたら、中華BLにハマって自力で翻訳しながら読んでると宣う。相変わらず斜め上に情熱的なオタクだな~って大受けしつつ、私にはそこまでの情熱がもてないだろうと済ませてた。元々大きな嗜好は似ていてもハマる作品はだいぶ違うので、お互いにさほど勧め合わない。 が、たまたま前知識ゼロでアマプラで見た「天官賜福」
現在紙本・電書版ともに発行あり。ルビーコレクション 2023年6月30日 *感想、ネタバレありますのでご注意ください* 最初にこの本を知ったのは作者さんのTwitterだった。なんとイラストが私の好きな本間アキラさんなのでこれは買わねばと思って買いました。 私は元々BL小説の方はちょっとしか読んでいないのだけど久々に。 知らない間にα(男性性)に対してΩという第三の性(女性性を持つ男性)というのがだいぶ普及してるらしく(一番最初の作品は何か知らないですが)主人公はΩというレ
一昨年に沼落ちしてからやたら感想を挙げているのですが、量がめちゃくちゃ多い上に長文、そしてバラバラなので、下記にリンクをまとめてみます。 全部読むと相当時間を食います;;ココログにバラバラ上がっています。 いくつか下記から拾ってこちらにもう少し見やすく挙げてもいますが そこまでしなくてもいいかなーという新刊出てすぐの感想などもあります。 こうしてまとめてみるとどんだけ書いてるんだって自分でも思いますね。 お時間のある時にでもどうぞ。新刊出て書いた推測が次の巻で当たってるとドヤ
下記は『本好きの下剋上』ネタバレ感想や推測になりますので、未読の方はお読みにならないようご注意ください。 救出に来たローゼマインとの会話の中で急に魔王になって立ち上がったフェルディナンド、何が魔王スイッチだったか? ローゼマインは(私はどこで魔王のスイッチを押しちゃったの???)と怯えています。 ある方が呟きで、「フェルディナンドはローゼマインがアナスタージウスらに祠巡りを強制されたことを知っていただろうか?」と疑問を呈していたので、(あれ、知っているよね、魔王化したのそ
下記は『本好きの下剋上』ネタバレ感想や推測になりますので、未読の方はお読みにならないようご注意ください。 ヒロイン・ローゼマイン(=マイン)は良きアドバイザーであり、人を育てる言葉の魔術師・そしてトラウマも越えさせる ロゼマはなんせ超本好きで知識の宝庫、男女の機微には疎いのに他人の感情の変化には敏感で、傷ついている人の心にぴたっと来る言葉をかけてあげることができる、これも一つの見どころ。 早くにはマイン時代、オットーの妻であるコリンナがオットーが自分のために兵士になったこ
*『本好きの下剋上』ネタバレなので、未読の方は下記読まないようになさってください* 長編の中でたまに浮かぶ疑問をミステリを解くように考えるのも一つの楽しみのようになっています。 下記も旧ツイッター(現 X)に書き込んだネタですがまとめてみます。 祈念式で宿泊したライゼガングの夏の館。カルステッド達は襲撃を予測してマインを従者の部屋に泊め自分が本来マインが泊まると思われる部屋で待機していた https://ncode.syosetu.com/n4830bu/147/ マ
*『本好きの下剋上』ネタバレなので、未読の方は下記読まないようになさってください* 長編の中でたまに浮かぶ疑問をミステリを解くように考えるのも一つの楽しみのようになっています。 下記も旧ツイッター(現 X)に書き込んだネタですがまとめてみます。 フェルディナンドはアルノーの悪意にどこで気づいたか? マインが神殿の青色巫女時代、フェルディナンドの側仕えの筆頭はアルノーでした。 アルノーはどうも微妙にマインに嫌がらせをしている風があり、その理由は読んでいても謎だったのですが