紙の本の最大のメリットがあるとすれば、地下出版が容易になることだと思う。焚書の憂き目に遭ったとしても一冊でも国外に持ち出せれば、スキャンしてまた複製する事が出来る。ブロックチェーンで、書籍が守られるなら良いが、地下出版の事を考えると扱いやすさで言えば紙の本に軍配が上がる。
ロシアにおけるサミズダートの現在をウクライナ侵攻開始後の状況も含めて当事者(アンナ・ディアルさん)が語るとても良い記事。アングラ出版物からアートブックへ、という同人誌の傾向はロシアでも同じようです。 https://meduza.io/feature/2024/05/10/rossiyskiy-samizdat-segodnya-ne-podpolnaya-literatura-kak-v-sssr-a-vid-sovremennogo-iskusstva