(続き)世の中には、あの大きな構造物の冷却塔には、原子炉システムの特別な機能が込められていると錯覚している人がいますが、何もない円環状コンクリート構造物です。中で、空を見ながら、頭上を雀のような小鳥が飛び交うのを見ながら、ソフトボ-ルの試合が、できるくらいの大きさです。
(続き)1984.10、ス-リマイル島原発を訪れ、冷却塔の中に入り、それは、鉄筋コンクリ-ト製、高さ約100 m、下端直径約30 m、上端直径約10 m、高さ約50 m辺りに、復水器からの配管が、数系統に分かれ、壁面に沿って円形状に設置されていました。見上げれば、何もない空間。