人気の記事一覧

学習院大学史料館講座「辻邦生――絵画、そして〈永遠〉」で銅版画家・山本容子さんの講演をきく。 辻邦生との手紙のやりとり、お互いを思い遣り慈しむ気持ちに何だか胸がいっぱいになる。 『光の大地』原画で、ああ、いいなあと思ったのが『タヒチの三人』。うなじと鮮やかな赤にどきどきする。

講座「辻邦生――絵画、そして〈永遠〉」の後半は大学生による『春の戴冠』朗読劇。とても良かった。 しかし、この日までに小説を読み終えられなかったのが、ちょっと悔しい。考えながら読むと、時間がかかるのだ。でも、それでこそ読書。

光の大地、辻邦生

1年前

あえて苦しみを引き受ける愛——辻 邦生『光の大地』