倉敷リハビリテーション病院

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今年は、ひな祭りの日を感染クラスター下で迎え、病院食は弁当式になっています。けれども、給食スタッフの心遣いで春の豪華な気分を味わえました。感染禍に限らず、この国の未来には閉塞感が覆っていて、希望を見いだせませんが、それでも心優しき同胞達と共に歩むほかありません。

11月1日の開院記念日をクラスター下で迎えました。病院食は弁当式が続いています。本日の弁当容器の小宇宙には実りの秋が華やかに表現されていて、緊迫で潰れそうな心を和ませてくれます。容器の回収袋をみると、いつもより完食率が高いようです。バックヤード・スタッフの人を想う心に感謝です。

クラスターが発生したため病棟の食事は弁当式です。枯れた色彩と錦の模様が盛秋の風情です。きのこご飯の出汁は滑らかで輝くように華やかです。ブリは脂がのった旬のものです。里芋も澄んだ仕上がりです。山里の温泉に滞在しているようなくつろぎを感じます。バックヤードスタッフの心意気に感謝です。

倉敷在住の切り絵作家、辻さん作「動植切絵」です。65×100cmの大作で、2019年に瀬戸内市立美術館で開催された特別展「ー驚愕ー超絶世界展」出品作です。公共空間で多くの人に観てもらいたいと願っていたところ、倉敷リハビリテーション病院のロビーに展示してもらえることになりました。

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