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倉リハの宝物です〜プラチナ・ナース〜
定年を過ぎても、職場に請われて奉職を続けるナースのことをプラチナ・ナースと呼びます。当院には4人のプラチナ・ナースがいます。そんな倉リハの宝物を、花になぞらえて紹介します。
まず最初は、特殊疾患病棟に勤務する佐藤さんです。佐藤さんが、48年間のナース人生で大切にしてきたことは、患者さんや家族の身になって看護をすることだそうです。看護には想像力が必要だと言うことです。佐藤さんにお世話になったと感謝している人が、院内のみならず院外にも大勢います。
気品に溢れるその御姿は、白いクレマティスのようです。
3階回復期リハビリテーション病棟の山本さんが、40年余りのナース人生で大切にしてきたことは、患者さんに寄り添うことだそうです。山本さんは、いつも信念に従って、きっちりと納得がゆくまで仕事を仕上げてきました。
その姿は、きっちりと形のある花びらをした桔梗の花のように、凜としています。
2階回復期リハビリテーション病棟の坂井さんが45年余りのナース人生で大切にしてきたものは、患者さんをよく観察して、患者さんに合った看護をすることだそうです。
急性期の市中病院に長く勤めた経験を生かして、回復期病棟に奉職する姿は、アザミ色のバラの様です。
野辺(市中病院)の花の色を残しつつ、倉リハの庭で華麗に咲いているからです。
入退院在宅支援室の岡本さんが、45年のナース人生で大切にしてきたことは、「まもる(守る、護る)」だそうです。
岡本さんは、今まで病棟や外来以外にも、いくつもの部署を経験してきたとのことです。同僚の小野ナースによれば、先輩はいつも信念を曲げずに生きてきたとのことです。
もうすぐ職場を離れることになるとのことですが、岡本さんが信念を貫いて成し遂げた多くの仕事は、タンポポの綿毛のように、実を結んで、これから拡がって行くことでしょう。