天文21年(1552)10月6日は武田信玄が甲府から諏訪への棒道の建設をはじめた日。棒道は軍用道路で今でも上・中・下の三筋が残る。信玄といえば孫子から引用した風林火山が知られ「疾(はや)きこと風の如く」といいますが、大軍を素早く移動させる具体策としてインフラ整備していたんですね。
天文21年(1552)10月6日は武田信玄が甲府から諏訪への棒道をつくらせるために山木の伐採を命じた日。それまでの街道とは別の北信濃を攻略するための軍用道路のこと。まっすぐな一本の棒のようにつくられたため棒道と呼ばれた。上の棒道・中の棒道・下の棒道の三本が整備されたといわれる。