冬の軌跡を歩き ゆっくりと足を止め 今日の旅を終える。 季節は巡り 寒き冬の訪れと 一つ歳を重ねた自分が またこの空の下で出会う。 時は流れて 四季が追うように 自分は惹かれ辿りながら 投げかけた言葉が宙を舞い 白い吐息と共に 冬の夜空へ消えていく。 紗羅