ふとしたきっかけで 何かが誰かが変化する。 それは予期せぬこと。 良くも悪くも天の配剤。 出来ることといえば その事実を受け入れて 何を学びどう行動するか。 感情に振り回されることなく 天命を感じながら淡々と生きる。 上空を飛ぶ鳥も天命に従って 今目の前に現れたのだから。
人はそれぞれ自分の目を通して世界を見て それぞれが違う世界に生きている。 私の世界はあなたの世界とは違う。 時折接点を持つけれど、それでも違うことを見ている。 事実と行為が確実にそこにある。 どこに焦点を合わせるか、どんな意味を見出すか、 どうにか共通点を見出して意思疎通を図る。
不安は予断と偏見(私見)の塊。 それよりも目の前の事実と 今できる行為に焦点を当てて。 一つの呼吸に意識を向けて 今ここにある身体に入ってくる息と 出ていく息に気づくこと。 そうして瞬間瞬間を十全に生きる。 次第に心が穏やかになってくる。
この世に存在する命はブラックボックス。 それぞれ違った結果を生み出す。 結果がまた入力されて次の結果が現れる。 事実と行為の連鎖反応がこの世界を彩る。 入力→出力→入力→出力… 風通しの良い心と身体で唯一無二の ブラックボックスになりますように。 換気と掃除で性能アップする年末。
人・物・事を媒介として 提示される事実と 繰り広げられる行為。 それらもまた自ずから然り。