@12月なので第九を買った。CDは持っているがLPでは初めて。シンフォニーは一番LPの良さを感じられる一つだと思う。昔初めてCDでシンフォニーを聴き、紙やすりで頬を撫でられる気がした。あれからCDトランスを買い。後には真空管に走った。世の真空管アンプ復活の原因もそうなのだろう。
@黎明期のCDプレーヤーはLPの音を目指していた。その歴史的証人がデジタルライントランスDLT-1だ。しかしその後はCDでしか出せぬ音を目指すようになった。近年はLPでしか出せぬ音を目指す者もいる。LPブームの中心はたぶんオーディオマニアではない。LPの音を愛する音楽愛好家だ。