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誰よりもゆったりとしたテンポにより、彫りの深い表現でマーラーの最晩年の心眼を鋭く抉り出す。真摯な祈りの中から、霊的としか言いようのない深い何かが漂ってくる。最後のアダージッシモでは、ついに一篇の抒情詩となり、大気のなかに溶解していく。 https://classicalmusic.livedoor.blog/archives/53814907.html

マーラー/交響曲第9番は第1楽章だけで充分―クレンペラー盤を聴いて改めてそう思った。クラシックファンには受け入れられない意見なのは承知の上だが、前半楽章のみのCDがあるのは僕としてはとても有難い。第1楽章はマーラーの生涯最高の超高密度な音楽。第2楽章以降は後日譚みたいに聴こえる。

1970年、バーンスタインは本当にウィーンで「マタイ受難曲」を振ったのか

6か月前

小澤征爾さんの音楽

演奏芸術と再生芸術について語る