「やらない後悔より、やった後悔」とはよく言うけど。 一歩踏み出した後で「やってしまった…」と落ち込むことは多い。 でも人生は、「やらなかった」ではなく「やってしまった」の積み重ね。 まずは自分の選択をまるごと受け入れよう。 そこではじめて、客観的な反省ができる。 (中の人)
「感情コントロール」が重要だと言う。 それってなんだか、「抑制的で、要領が良くて、社会のルールに従順な人=目指すべき姿」というメッセージに聞こえる。 たしかに、感情に振り回されすぎると何かと厄介だ。 だけど、素直な野心や好奇心まで諦めてしまう必要はないよね。 (中の人)
紙の本は、重いし、かさばるし、置き場所に困る。 正直、電子書籍の方がずっと便利だと思う。 でもなぜか、紙の本に惹かれる。 たぶんそれは、紙の本を開く瞬間が、誰かからの手紙を紐解く瞬間に似ているからだろう。 紙の本には、時空を超えた誰かとの出会いの喜びが宿る。 (中の人)
無駄をなくすことが推奨される時代。 けれど、それだけに躍起になると、いつしか自分まで空っぽになってしまうような気がする。 効率化思考で押しきらず、まずは心と身体の声を聞こう。 ジャンクフードも、真夜中の映画も、内緒の空想も、時には大切なエネルギーの源泉になる。 (中の人)
「自分らしさ」という言葉が、自身の可能性を縛る鎖にならないように。 他者や環境との出会いのなかでどんどん揺れ動き、新しくなっていく自分を、まるごと認められるように。 無理なく、心地よく、自分の変化を楽しむことこそ、「自分を大切にする」ことに繋がるんだと思う。 (中の人)
思いがけず、懐かしい曲がSpotifyから流れてきた。 学生時代の夢を代弁してくれたあの歌詞に、近頃疲れ気味の心が沸き立った。 デジタルの波に乗って偶然届いた、過去からの手紙。 いつか私も、誰かにとっての「手紙」になるような言葉を紡げたら。そんなことを思った。 (中の人)
勝ち負けなんて関係ない、とよく言われる。 たしかにそうだ。 だけど、挑戦した人には、挑戦しなかった人には見えない風景が見える。 そこで初めて見える景色が、「勝ち負けは関係ない」くらいの宝物なんだ。 日本シリーズで頑張っている、贔屓チームを応援しながら! (中の人)
「あなたのこと、わかる」という言葉。 共感にしろ、分析にしろ、それは時に、自分の感情や価値観の、他者への押しつけになりがちだ。 あなたのことは、たぶん、わからない。 一生懸命、未知の領域へと想像力を拡げることしかできない。 それしかできないから、面白い。 (中の人)
私が好きなもの。好きなこと。好きな人。 その「好き」に理由はない。 その対象が素晴らしいと思う「客観的なエビデンス」を、挙げようと思えば挙げられるけど、それは「好き」とはあんまり関係がない。 「好き」って、偶然の産物だ。 でも、だからこそ、「好き」は強い。 (中の人)