こどもの「内側」を育てよう。文章や見た目とか「外側」は真似できてしまうけど、でも絶対に真似できないし偽れないものが「内側」=価値観。感性と知性で形成される唯一無二の「内側」を育てるために、たくさんの体験と教養を。心が動いた原体験が感性を、好奇心を伴った教養が知性を磨く。
感情を言葉にするのが苦手なこどもの場合、まずは「好きか嫌いか」を聴いてみることから始めよう。何を好き・嫌いと感じるのか?丁寧に確認する。次のステップで「なぜ好き・嫌いか?」理由を感じて言語化してみる。自分の好き・嫌いを知ることが感性を育てるファーストステップ。ゆっくり『丁寧に』
木は上に伸びる前に下に伸びる。こどもが未来へ大きく伸びやかに育つためには、大地に根を張ること=『教養』と『体験』が大事。成功も失敗も、面白い・楽しい・美しい・怖い・辛いとか、好き・嫌いとか感情が動く体験、面白い!もっと知りたい!なぜだろう?という好奇心を掻き立てられる教養を。
人はストーリーに惹かれ心が動く。「西洋美術は見るものではなく詠むもの」「文章を読むように数式の中のストーリーを読み解く」と言われた方々がいる。ストーリーを詠むから、心が掻き立てられ興味を持つ。心が動けば忘れない。教育に大切なのはストーリーで学び、読み解く力をつけることだと思う。
西洋美術は絵を見るだけでなく、描いた人や描かれた時代背景や理由を知ることで今までなかった視点や視座で絵を詠むことの楽しさを知った。先日の親子講座に参加してくれたママのご感想。絵を通してその画家の視座を借りて感じる・考える。そこから自分の答えや想いを創り出す。そんな講座です。
日常の会話でこどもの好奇心を高める3つの言葉 ①なぜ? ➁どうやって ③もし 何かを手にした時・見た時・聴いた時、まずは親が率先して使ってみてください。こどもも真似して使うことで好奇心が育ちます。こどもの反応が良いものについて考えてみる→調べてみるなど次の行動に繋げると◎
たくさんの体験・経験がこどもの感性を育て、教養が知性を育てる。 こどものクリエイティビティを育てるためには『根っこ=体験・教養・好奇心』が大事です。そして心が大きく動いたものが『原体験』となって、それぞれ違うクリエイティブの木が芽吹く。まずは体験と教養、好奇心を大切に育てよう。
西洋美術から養える教養としてこどもに伝えたいのが『画家の視座を借りて世界を見る』自分とは違う視座・視点で世界を見ることで、未知に気づけたり、既知の異なる側面を見つけることもできる。絵を読むように見る、視点を増やす、視座を高めることで新しい気づきや「なぜ?」を見つけることができる。
主催している『アートオブワンダー』のコンセプトは「正解のない世界を楽しもう!」こども達が絵画を見て感じて ①自由に想像する ②視点の多様性を知る ③自己理解と他者理解 ④背景を知る を楽しみながら育めます。もう自分で言っちゃうけど、めっちゃお薦め。こども達に必要な大切な本質です。