人気の記事一覧

【ぶるっちの読書日記 第42回】 長い結婚生活で感じること。他人と健やかに暮らす秘訣は、信頼とあきらめ。他人は、自分の所有物や鏡ではないと心に刻むこと。だからふたり暮らしでも「おひとり様」なのだ。 「おひとり様のふたり暮らし」スタジオクゥ ひよさ&うにさ(コミックエッセイの森)

【ぶるっちの音楽鑑賞日記 第42回】 サザンのデビュー曲を聴いて、なんてお祭りなロックなんだ、と胸躍った。いとしのエリーを聴いて、こんな碧いバラードがあるんだ、と感涙した。そしてこの曲を聴いて、あまりに大人すぎる音楽に心底羨望した。 https://youtu.be/L1ypp_nXrJ8?si=I_I0lLZIByepPTVx

【ぶるっちの音楽鑑賞日記 第41回】 ふしぎの海のナディアOP曲「ブルーウォーター」でお馴染みの森川美穂さん。デビュー40周年の新曲をリリースです。松井五郎ーコモリタミノルとPopsファンには堪らないペア。歌声も変わらず素敵です。 https://youtu.be/LGzRkt-O7lM?si=Op8SfQUjVFRrSsXG

【ぶるっちの読書日記 第39回】 直木賞作家、朝井氏のエッセイ…いや、エッセイと言うにはあまりに自虐的バカ話で、圧倒的に可笑しい。手垢のついた表現だが、作者をここまで身近に感じることができるのは、朝井氏の現実認識力と文才があってこそ。 「時をかけるゆとり」朝井リョウ(文春文庫)

【ぶるっちの読書日記 第40回】 ほんの僅かな毛羽立ちをそっと撫で付けてみたり、時には生地に逆らってそそけ立たせてみたり…そんな心象風景を連想させる短編集。シルキーな絵画のようで、挑発的要素のない芸術。穏やかな空気感を纏いたい日曜の午後にぜひ。 「ギフト」原田マハ(ポプラ文庫)

【ぶるっちの音楽鑑賞日記 第40回】 1989年発表、谷村有美さんの名バラード。1番終了までになんと8回も転調するほどテクニカルなのに、それがごく自然な心情変化のように聴こえます。作編曲者の西脇辰弥さんマジックに酔わされる1曲です。 https://youtu.be/Tm4w3EJXJD4?si=lVkUxMYL6TBRXPqc

【ぶるっちのYoutube探検 第36回】 独自の表現方法を持てると極めて強い武器になります。クラシックギタリスト猪居亜美さんがX JAPANの「紅」を表現すれば…原曲の良さを活かしながら、他では味わえない溢れる魅力を添えています。 https://youtu.be/fPFKUwRJWWo?si=uivxzL48p-yll9Yz

【ぶるっちの読書日記 第38回】 恥ずかしながら私、読んだ本の内容を忘れやすいタチなのです…そんな私が、数年前に読んだにも関わらず詳細を覚えているのが本作。ラストシーンを思い出すだけでウルッと出来るのは、私にとってはこの本しかありません。 「容疑者Xの献身」東野圭吾(文春文庫)

【ぶるっちの読書日記 第36回】 物事を真摯に観察し、その理を普遍的に詳らかにする…理系ミステリらしく条理が整ったストーリー。しかしその餡には微かなセンチメントが忍ばせてある。そんな人間の愛らしさは、きっと「科学」と相反するものではないのだ。 「リケジョ!」伊予原新(角川文庫)

【ぶるっちの音楽鑑賞日記 第29回】 "Everything"も作曲した松本俊明氏、ポップスオーケストレーションでは比肩する者がいない服部隆之氏、そしてMISIAの詞とヴォーカル…極上の音楽が出来ない訳がありません。最高です。 https://youtu.be/8SPT4xEzvk8?si=V429r7uR01EDRieS

【ぶるっちの音楽鑑賞日記 第28回】 Popsには、聴かせどころとなる特徴的なコード進行があります。これ、乱発するとコッテリしすぎの「毒」になるのですが、絶妙なバランスで多用し「薬」にできるのがヒゲダンのスゴさだと思うのです。 https://youtu.be/-H_k7iwrWVY?si=g_6MsDXBoKV3W1iq

【ぶるっちの読書日記 第31回】 パッと見はキャラ萌えゆるゆるの癒し系。一方で、冬キャンプの凍える寒さや、明け方の富士山の輝きを見事に描き切った表現派。その両立こそが、このマンガが持つ高いオリジナリティの源泉だと思うのです。 「ゆるきゃん△」あfろ(まんがタイムKRコミックス)

【ぶるっちの読書日記 第34回】 「コミュニケーション能力が不足しているから、手段である英語も獲得できない」…発行された1982年当時はおそらく先鋭的だった議論が今も変わらずここにあるのは何かもどかしいのです。 「外国人とのコミュニケーション」J.V.ネウストプニー(岩波新書)

【ぶるっちのYoutube探検 第35回】 X JAPANの「紅」に民謡と三味線の組合せ…どんな分野であれ「本物」こそが持つ厳然とした力があって、その力はプラットフォームが変わっても強い輝きを放ち続けるという事実を見せつけられます。 https://youtu.be/tX8obyqkJM8?si=80O_MBpOOG6PdS_6

【ぶるっちの読書日記 第32回】 古典と呼ばれても遜色ないような歴史的名作。人間関係のドロドロや、それに関わる殺人も起こるミステリー…なのに、読みにくさが全くない。フィクションと現実との距離感の上手さこそが赤川小説の真骨頂なのです。 「三毛猫ホームズの推理」赤川次郎(角川文庫)

【ぶるっちの読書日記 第35回】 超自然的な小説は、想像力がオーバーヒートするためあまり得意ではありません。しかし本作は、浮世離れしながらも叙景的で、際立ったキャラクター達が縦横無尽に舞い遊ぶ、快然たるファンタジーでした。なむなむ。 「夜は短し歩けよ乙女」森見登美彦(角川文庫)

【ぶるっちのYoutube探検 第22回】 JRA所属の藤田菜七子騎手。2016年の初勝利から、いまや161勝を数えています。最近なかなかいい馬に巡り会えていませんが、女性騎手のトップランナーとして今後も競馬を盛り上げてほしいです。 https://youtu.be/XBZ3tN8vwtU?si=q2yBCpplldYh_6ju

【ぶるっちの読書日記 第21回】 昔、見栄を張って「キッチン」の英語翻訳本を買いました。難しくて読み通せないかなと思ったのですが、なんと完読できたのです。シンプルな英語で、色や匂いまで感じ取れました。それだけ世界的名作なんだと実感したのです。 「キッチン」吉本ばなな(角川文庫)

【ぶるっちの読書日記 第11回】 大人が忘れてしまった、重くて痛々しい「子どもの無力さ」がここにはある。「こんな作品、所詮ライトノベルだろ」とうそぶく人に、この作品は決して届かない。 大人こそ、そんな偏見をなくすべきなのに。 「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」桜庭一樹(角川文庫)

【ぶるっちの読書日記 第7回】 「水曜どうでしょう」名物Dのエッセイ集。普通の番組が「旅」を企画の軸に据えるところ、どうでしょうは「互いの信頼」を軸にします。行き当たりばったりで喧嘩ばかりでも、それが素直に笑える稀有な番組なのです。 「人の波に乗らない」藤村忠寿(朝日新聞出版)

【ぶるっちの音楽鑑賞日記 第4回】 原田知世さんが築く素敵な世界…こんなにも柔らかくて、繊細で、清爽な音楽に触れると、何となく目の前の景色がキュッとクリアになった気がして、そしてそんな自分が少しだけ微笑ましくなったりします。 https://youtu.be/Ovzslh4qkLM?si=r2y63hSuc9W3hNuy

【ぶるっちの読書日記 第28回】 角田さんが世界中を旅した際にしたためたエッセイ集。僻地も含む、時に大胆な旅。その感慨を、古の紀行文であれば和歌に託すところ、本作では淡々と記していく。しかしその端的な詩情は、不思議な高揚感を呼び起こす。 「いつも旅のなか」角田光代(角川文庫)

【ぶるっちの読書日記 第14回】 心情の揺れ動きや表情の変化など、文章のみで過不足なく伝えるのは難しい。しかし、本作は2人の女流剣士を主人公に、素敵なスポーツ青春モノを構築している。爽快とはかくもノスタルジックなものか…(笑) 「武士道シックスティーン」誉田哲也(文春文庫)

【ぶるっちの読書日記 第4回】 「すべてがFになる」で有名なミステリ作家 森氏の1998年ウェブ日記。多作な作家らしい、種々の話題で書き下された膨大な文章。氏の(正用でも誤用でも)「穿った」視点に触れると、頭の中が洗濯された気分になる。 「すべてがEになる」森博嗣(幻冬舎文庫)

【ぶるっちの読書日記 第3回】 鴻上氏のエッセイ単行本第17弾。柔和なようで鋭利な筆致。10代で初めて触れた氏の文章は、私の人生観に大き過ぎる影響を与えている。 ー芸能は「肯定感」を、芸術は「挑発」を与えるものー 「この世界はあなたが思うよりはるかに広い」鴻上尚史(扶桑社)

【ぶるっちの読書日記 第2回】 思想から芸術、経済から科学までのリベラルアーツに関するプロとの対談集。平野啓一郎さんの小説論や山極寿一さんの人類学論は読んで損はないかも。 「これからの教養 激変する世界を生き抜くための知の11講」菅付雅信 編(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

【ぶるっちの読書日記 第1回】 『競争優位性のある戦略の真髄は、他人に話したくなるストーリー』という提言で著名な経営学者の日記。論理的洞察と個人的嗜好とを交えた軽妙洒脱な文章は、『事実』だけでなく『事実を捉えるセンス』まで追体験できる。 「戦略読書日記」楠木建(プレジデント社)

【ぶるっちの音楽鑑賞日記 第9回】 東京オリンピック開会式でもパフォーマンスした東京ゲゲゲイのオトナな一曲。景色の色がガラッと変わるようなサビの転調が堪らないのです。 ◉公式MVはかなり刺激的なので、ここでは映像なしバージョンで… https://youtu.be/Px7rg-tGmgc?si=Ur3MbJLOwfQ-naf3

【ぶるっちの音楽鑑賞日記 第1回】 最近はスムーズジャズばかり聴いてます。そうなると外せないのはラリー・カールトン。二人して聴くわラリー・カールトン。優しいギターの音色に癒される日々なのです。|*´∀`) https://youtu.be/Yp023MXLb2I

【ぶるっちの音楽鑑賞日記 第33回】 片田舎の中学生だった私。FMラジオから流れてきたBoz Scaggsの音楽が、都会に対する強烈な憧れを私に抱かせました。当時はそんな言葉は知りませんでしたが、生まれて初めて触れたAORでした。 https://youtu.be/b42Qno-99LQ?si=F3Xlnsu1V72gIeZg

【ぶるっちのYoutube探検 第42回】 数ある食レポチャンネルの中でバーキン君が愛される理由は、生ハムを「貴族の塩分」と呼ぶなど表現力が頭抜けているためだけでなく、忖度せずしかし決してネガティブな表現をしないためだと思うのです。 https://youtu.be/ZOEy9K_DxUU?si=MB2vGjAMe2fZNq9L

【ぶるっちのYoutube探検 第41回】 どこにでもいるようなオカンに曲をリクエストすると、チャチャっと炒飯作るような感じで5分で曲が完成…実はオカンはゲーム音楽作曲家なのでした。しかし、さすがプロ!というクオリティには脱帽です。 https://youtube.com/shorts/HMf1Jj8M5qo?si=N2JvRzExtl3Otwo-

【ぶるっちの読書日記 第41回】 アラサー女性たちの仕事や恋愛を切り取ったオムニバスマンガ。美味しい朝食を食べ一息入れることで新たな視座を手に入れるまでがフォーマット…誰もが日々行う営みの意義を静かに提示してくれる。 「いつかティファニーで朝食を」マキヒロチ(バンチコミックス)

【ぶるっちのYoutube探検 第40回】 確かに何度も耳にしたことがある特徴的な効果音…手前味噌ながら音楽にそこそこ詳しい私も、この「フレクサトーン」という楽器は知りませんでした。しかも、概観図だけで手作り…その好奇心に拍手です! https://youtu.be/sFa82aUpSK0?si=IkkiAZppXRFehvh0

【ぶるっちのYoutube探検 第39回】 生成AIで高精度な文章を作成可能になったと思ったら、絵画も描き、ついに音楽まで…学習した膨大なデータと、分野特化型アルゴリズムの賜物とはいえ、どれも決して馬鹿にできないクオリティなのです。 https://youtu.be/cZXLeQi0pb8?si=ng7fADrfHiHu9HoZ

【ぶるっちの音楽鑑賞日記 第39回】 高校生の時、クラスの女子から突然「創作ダンス用にいい曲を紹介して」とお願いされました。何だか思わず張り切ってこの曲を紹介しましたが…なぜ私に相談したのか…現実はどんなミステリーより謎です(笑)。 https://youtu.be/-C4E1c2rI0A?si=yIIqrlm_OZvTA3JB

【ぶるっちのYoutube探検 第38回】 ヒゲダンの「Pretender」を題材に、日本語の詩の世界を、日本語だけで、日本語学習者にいかに伝えるのか、に挑戦しています。なるほどこう噛み砕くのか、という気づきも多く、勉強になります。 https://youtu.be/K1CX6hWwqz8?si=tTlcm7m_1X41jPu9

【ぶるっちの音楽鑑賞日記 第38回】 時代劇のテーマ曲って何となく演歌の印象がありますが、実は攻めたものが多いのです。1970年放送開始の「大江戸捜査網」、このテーマ曲は舞曲のようでもあり、西部劇風でもあり、とにかくカッコいいです。 https://youtu.be/QqTkdX0S0_8?si=t8Ti2-WXUj-DmVh8

【ぶるっちのYoutube探検 第37回】 鏡に映る自分…左右は反転するのに、なぜ上下は反転しないのか…そんなプリミティブな疑問に対し端的に答えた動画です。我々が信じている、自身の知覚認識がいかに曖昧なものか、襟を正される思いです。 https://youtu.be/B-ydagJ-758?si=MIKSXKzCPCe-rtB1

【ぶるっちの音楽鑑賞日記 第37回】 ブラビ「タイミング」のファンキーさを抑え、SMAPのヒットポップスから男性感を薄めて加えたら…この乃木坂ソング、タイトル曲(いわゆるA面)ではないのに大人気なのも納得です。なんか元気になります。 https://youtu.be/nGZXxzN4-Pc?si=qr2MKiIc3A_jO1np

【ぶるっちの読書日記 第37回】 物質的豊かさには流されないムーブメント…この本はそれを「一時的流行」ではなく、「昔ながらの基本的な営み」として記しています。淡々とした、でも何より魅力的な日常が羨ましいのです。 「大東京ビンボー生活マニュアル」前川つかさ(ワイドKCモーニング)

【ぶるっちの音楽鑑賞日記 第36回】 震災復興支援曲「花は咲く」、Cowboy Bebop OP曲「Tank!」、そしてこのマクロスFのOP曲「ライオン」…これらジャンルを超越した名曲が全て菅野よう子さんの作品であることに震えます。 https://youtu.be/fGGTf044UPI?si=D93k56ZmMYRx2Al6

【ぶるっちの音楽鑑賞日記 第35回】 音楽って不思議なもので、ラベリングや先入観なしでも「夏っぽい」とか「冬っぽい」とか感じる曲があるのです。Tim Bowmanのこのインスト、まさに夏を浴びている感じで、清爽な気持ちに包まれます。 https://youtu.be/5FUKws4_Q0g?si=o1NTY8hGV3WWeLKi

【ぶるっちのYoutube探検 第34回】 朝ドラ「てっぱん」などで有名な瀧本美織さん。女優の顔しか知らなかったのですが、こんなに歌の才能があるとは驚きでした。この動画、宇多田ヒカルさんの超難曲を見事に歌い上げていて、聴き惚れます。 https://youtu.be/2QNb4GZgUN0?si=mncdZFsI576zO0pa

【ぶるっちの音楽鑑賞日記 第34回】 緑黄色社会は、J-Popの文脈を使いながらも種々の冒険を行っています。この「花になって」も幾度かの転調や、サビ終わりのマイナーメジャーセブンスコードなど、インパクトある展開がゾクゾクするのです。 https://youtu.be/BQ2MmNWV0uM?si=nuDvXMbiBUDO0fXQ

【ぶるっちのYoutube探検 第33回】 小学生の頃「電子ブロック」で遊んでいると、大学生の従兄弟が何も見ずにカチャカチャとラジオを組み立てました。それは「人は本物に触れると、尊敬と同時に強い憧れを抱く」という圧倒的な体験でした。 https://youtu.be/je6tk_LDHOM?si=NXYGkgGPTuuHsInR

【ぶるっちの読書日記 第33回】 何のきっかけでこの本に辿り着いたのか全く覚えていません。ただ、中学生の時にこの本を読み(当時はコバルト文庫でした)、何かを創作したい衝動に駆られたのをはっきり覚えています。紛れもなく、私を形造った原点です。 「星へ行く船」新井素子(出版芸術社)

【ぶるっちのYoutube探検 第32回】 スタジオミュージシャンのハル・ブレイン氏や村上 “ポンタ” 秀一氏、各バンドにも数多の名ドラマーがいます。着ぐるみドラマーにゃんごすたー氏も、そこに名を連ねる超絶プレーヤーだと思うのです。 https://youtu.be/xM_29nKavi4?si=SLqZwLnVcTTvoVzZ

【ぶるっちの音楽鑑賞日記 第32回】 最後のお便りです。 勿忘草は春に花開きます。私を忘れないで…と毎年咲きます。忘れる訳ないよ…私は呟きます。毎日呟いています。 …聴いてください。Awesome City Clubで「勿忘」。 https://youtu.be/zkZARKFuzNQ?si=K-e5-5yMxLuyBYby

【ぶるっちのYoutube探検 特別回】 落馬事故のため亡くなった藤岡康太騎手…心静かに追悼しようと思っていましたが、このジョッキーカメラ4:40過ぎの黒岩騎手の叫びを聞いたら堪らなくなってしまいました…心よりお悔やみ申し上げます。 https://youtu.be/Lhq06z3UvKw?si=TFxR3K0GFoHYUueB