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【一旦中止いたします。】ほんとうの箸文化を世界へ~「シンガポールにokaeri」キャンペーン~
こんにちは。
熊本で56年間「竹の、箸だけ」を作り続けてきた、株式会社ヤマチクの三代目、山﨑彰悟です。
アジアを中心に、世界の人口の30%は箸を使って食事をします。
箸という漢字は「竹冠」。
世界の箸文化は、竹からはじまりました。
軽くて、箸先が細い竹のお箸は、食べ物が掴みやすいです。
「残さず、美しい所作でいただく」
日本では、これが命を頂くことへの感謝を表します。
軽くてしなやかな竹の箸は、そんな日本人の食事には欠かせない道具でした。
しかしそんな箸文化が変わりつつあります。
「もっと安く!」「もっと大量に!」
効率と利益を追い求めていった結果、安い海外の木材やプラスチックで出来たお箸が主流になってしまいました。
「箸は日本の伝統文化」
これはだれしも疑わないでしょう。
しかし日本で売られている箸のほとんどが最終加工のみを日本で行った、ニセモノのmade in japanです。
ほんとうの「日本の箸」は、食卓から姿を消しつつあります。
それだけではありません。
箸の材料として竹を使わなくなったことで、竹を切る人たちが減ってしまいました。
その結果、日本の山は荒れ果てています。
生長の早い竹は、サスティナブルな資源として世界中で注目されているというのに。
「合理化」は、日本人の箸文化のみならず、くらしと自然との共生をも壊しつつあります。
「竹のお箸を、もういちど日本の食卓へ」
「くらしと自然との正しい循環をもういちど」
そんなわたしたちの思いが形になったブランド「okaeri」。
そのコンセプトや洗練されたデザインは、アジアのデザイン賞である「Topawards Asia」も受賞し、世界でも共感を得ています。
そして、この「Topawards Asia」が主催する展示会&POP-UPに、「okaeri」も出展することになりました。
〇HUNGRY DESIGN
アジアのユニークでおいしそうなパッケージデザイン 100 点を展示します。
今までの食べ物、飲食のパッケージへのイメージを変えるような斬新なデザインで、来場者の空いたお腹をいっぱいにします。
開催日時:2020年4月10日〜5月8日
会場は、なんとシンガポールのデザインの聖地「National Design Center」
https://www.designsingapore.org/national-design-centre
ここで、竹のお箸の素晴らしさや、okaeriに込めた思いを世界に発信します。
56年間、「竹の、箸だけ」を作り続けてきたヤマチク。
「ほんとうの箸文化」を未来に繋ぐことが、わたしたちの使命です。
シンガポールに向け、私たちは一緒に「日本の箸文化」を世界に発信してくれる仲間を求めています。
そこで、「シンガポールにokaeri」キャンペーンを行います!
わたしたちの理念に共感してくださる方は、ぜひキャンペーンに参加してください!
〇「シンガポールにokaeri」キャンペーン
【キャンペーン期間】
2020年2月4日(火)~2020年3月31日(火)
【キャンペーンへの参加手順】
①ヤマチクのオンラインショップで「okaeri」を1つ以上購入。
②購入時に表示される備考欄に「キーワード」と「応援メッセージ」を記入。
★キーワードは、「シンガポールにokaeri」
【参加特典】
①日本の箸文化の「エバンジェリスト(伝道師)」として、シンガポールの展示ブースにお名前を掲載させていただきます!
②参加していただいた方の中から抽選で5名の方に、シンガポールのお土産を買ってきます!
okaeriのパッケージに印字された「赤い2つの丸」のアイコン。
これはインフィニティを表します。
これからも日本で、持続可能な竹箸作りを続けていく。
これがわたしたちの決意表明です。
皆さんもokaeriを買って、この「循環の輪」に加わってください。
わたしたちはこの言葉で皆様をお迎えしましょう。
「おかえり」