今月の漫画ピックアップ‼︎ 2022年12月&2022年ベスト好きな漫画
喪中につき新年の挨拶は割愛しますが、本年もよろしくお願いします‼︎
てなワケでいつもの月毎の漫画まとめ&2022年の俺が面白いと思った漫画紹介をしよう。しかし我ながら月毎のまとめを見てみると、同じ漫画にはほぼ同じことしか言ってない気がするので、去年とは違うやり方で紹介してこうと思いますよろしく‼︎
1月
月間MVP プラネット・ウィズ7巻(文句なし‼︎)
水上悟志先生のもう1作品、「最果てのソルテ」も素晴らしい。刊行ペース年1なのがネック。
「逃げ上手の若君」、「まったく最近の探偵ときたら」が次点で良かった。
総じて水上悟志先生の月だった。
2月
月間MVP ハコヅメ20巻(伏線回収ってのは、ハコヅメのための言葉かもしれん‼︎)
大好きな「スナックバス江」もかなり良かったが、流石に「ハコヅメ」が面白すぎた。
「外道の歌」のスピンオフ、「園田の歌」は本編以上に面白かったりもした。完結なのは残念だけど、良かった。
3月
月間MVP GROUNDLESS10巻(徹頭徹尾不穏な戦争漫画、世相も相まって圧巻の面白さ……)
「邦キチ映子さん」のリョーマ‼︎回が好き。何故ならばこの巻の中で俺も見た数少ない映画だしヤバかったから‼︎
島本和彦先生が「吼えろペン」の続編「吼えろペンRRR」を描いてくれたのがめちゃくちゃ嬉しい‼︎
「鬼ゴロシ」は毎回面白いし、今書いちゃうけど多分今年はもっと凄いことになる‼︎
この時辺りの「刷ったもんだ! 」はかなり良かった。
「タコピーの原罪」について言いたいことをnoteで書くと言ったのに書かなかった……端的に前後編通して世間的な評価ほど面白いとは思えなかった、というような感じ。
4月
月間MVP 神様のバレー28巻(面白すぎてヤベェ‼︎ 絶対今が一番面白い。「ハイキュー」レベルの面白さなんだから、皆読みなよ‼︎)
「カモのネギには毒がある」は、「クロサギ」の原案の方がついてるとは思えないほど甲斐谷忍先生のノリノリ感が出ている‼︎
「グラゼニ」の大リーグ編、流石にもう無理があるのでは? と思いつつ買ってしまう。
「OH!MYコンブ ミドル」の発売にビビる。しかし1巻とナンバリングされているのにどうやら全1巻。今の時代にはキツすぎる内容‼︎ 何をもって行けると思ったんだ秋元康‼︎
「デッドマウント・デスプレイ」はキャラが続々出てくるのに、きちんと特徴があって面白いなぁー
「ゴールデンカムイ」がどんどんすごいことに。
「白山と三田さん」は1巻の時点では、今と違う感じで期待していた。面白い‼︎
5月
月間MVP 白山と三田さん2巻(三田さんがどんどんスーパーな存在になっていくあたりが面白かった)
遠藤浩輝先生の「愚者の星」が明らか物語の途中で打ち切りになってしまったよう。惜しい……
ステージ4大腸癌治療漫画、「断腸亭にちじょう」がヤバい面白さ。
「全部ぶっ壊す」、「けものみち」、「ゴリせん」辺りのパワープレーギャグ漫画がサイコー。
6月
月間MVP らーめん再遊記5巻(もちろん内容もさることながら、ネット連載してるカレー沢薫先生feat劇画狼氏の芹沢達也漫画も面白かった‼︎)
「高校生家族」の6巻が丸々バレーボール編でビビった。端的にイカれてると思った‼︎
荒川弘先生の「黄泉の泉」が1巻出て、この時点でもなかなか衝撃的だった。
「鬼ゴロシ」、「ハコヅメ」、「外道の歌」辺りは安定して面白い。
「ゴールデンカムイ」が凄い。
7月
月間MVP まったく最近の探偵ときたら12巻(もちろん面白いし大好きなんだけど、今考えるとなんで「ゴールデンカムイ」最終巻じゃないんだろうなという気もしないではない。)
「さよなら絵梨」は藤本タツキ先生の短編の中では1番好きだな。面白さは「ルックバック」だと思うけども。
西森博之先生の「カナカナ」が人気ありそうでなにより。西森先生も漫画の面白さと評価が合ってない気がするからな。
「バス江」は安定してずっと面白い。好き‼︎
「フランケン・ふらん」シリーズも面白いんだけど、木々津先生には「名探偵マーニー」っぽいもの(続編でも可‼︎)を描いて欲しいな。
「日本三國」は重厚すぎてスゲーな。
8月
月間MVP プラネット・ウィズ8巻(万感の最終巻‼︎ やっぱ水上先生の作品の終わりは見事。)
多分DMMセールで漫画買いすぎて書き材料がキャパオーバーした結果、5作しか書けなかった……でもその中で厳選した5作だから間違いない。
Twitterで流れてくる漫画の中で1番好きな「あたしゃ川尻こだまだよ」は、今唯一紙と電子どっちでも買ってる作品。好き‼︎
「神様のバレー」は今年ずっとヤバい面白さ(いつもか)。
「赤髪の女商人」は全3巻とは思えないくらい、色々あって完結。サイコーでした‼︎
「バイオレンスアクション」が久々に新刊出てた。多分このままケイのバックグラウンド行くより、殺し屋稼業短編集的になってくのかな。初期の「なんかこれ凄いことになりそう‼︎」感は薄れてくけど、その方が合ってそうな気はするな。
地図にない場所は、なんつーか言葉にし難い面白さがあるよね。自意識と自尊心で無駄にむしゃくしゃしてた自分の中学生くらいを思い出してアイタタタタ……となるからいい漫画‼︎
9月
月間MVP ワールドトリガー25巻(どうなってんだって面白さ。圧巻‼︎)
壮絶な打ち切りだと思ってた「アホリズム」、6年ぶりに新刊が出てビックリ。その間に２本ほど外伝が出てなかったのも知らなかったから全部読んで、万全の状態で迎えた15巻は正直肩透かし気味か。まぁまだこれからだと思うので、完結まで頼みます‼︎
「黄泉のツガイ」は2巻で完璧に掴まれた。やっぱ荒川弘先生はガンガンが似合うぜ‼︎
中川海ニ先生の「DYS CASCADE」はまさにこれよコレ‼︎ 中川先生はこういうサスペンスを描くのが抜群に合ってる(もしかしたら本人は不本意なのかもだけど)。
最近あんま感想書かないけど、「葬送のフリーレン」はずっと面白い。これからもっと人気出るだろうけど、あの起伏の少なさは絶対貫いた方がいい‼︎
言及するの忘れてたけど、潰瘍性大腸炎漫画「腸よ鼻よ」は凄い。俺の会社の先輩がコレで苦しんでるのを見てるから分かるけど、めちゃくちゃ大変な病気なのにコメディに全振りして描いてる島袋全優先生にビッグリスペクトですわ……
10月
月間MVP その辺のアクタ3巻(文句なしの完結巻だけど、面白いからもっと続けて欲しかったなぁー。稲井カオル先生の他の作品も読んでみたけど、割とすっとぼけてるキャラが多い割に不快にならないというか、凄くいい空気感の漫画なのでこれからもっと売れて欲しい‼︎)
10月は「「神様」のいる家で育ちました」と「うつ病になってマンガが描けなくなりました」の２本のドキュメント漫画も良かった。あとちばてつや先生の自伝的漫画「ひねもすのたり日記」といい、いいドキュメント漫画作品を読めた月だったかも。
「ラーメン赤猫」好き‼︎ あと辛い話だけど「ツレ猫 マルルとハチ」も好き‼︎ 猫漫画豊作。
「ヒロアカ」は今もまだ中身に言及できませんな……
11月
月間MVP スナックバス江12巻(ギャグ漫画でここまで毎回面白くて、期待できる作品があるのが嬉しい。おんなじ様な話が多いのに笑っちゃうのは俺がおっさんになってきたからか? でも他のギャグは飽きることが多いけど、バス江は絶対惰性で買ってないし、発売日が近くなるといつもウキウキするので間違いない‼︎)
先日書き終わったばかりの記事なので、他は割愛‼︎
「あそびあそばせ」完結。最初は表紙詐欺のいいギャグ漫画だったんだけど、個人的に後半はトラウマ漫画というか全然笑えなくなってきたので完結もやむなしか。最初とテイストが変わりすぎててちょっとな……
12月(個別記事はなし‼︎)
月間MVP 水上悟志のまんが左道(水上先生信者なので、そりゃ自伝的漫画が出ればMVPもやむなし‼︎ でも自伝的内容はとても面白かったし、今とは違うかもしれないけど漫画家を目指す人にはフツーにいい内容なのでは)
ちょっと読み終わってない漫画が多いんだけど、「あかね噺」「日本三國」「まったく最近の探偵ときたら」「けものみち」あたりは安定して面白い‼︎
傑出して面白かった月間MVP候補は「神様のバレー」「DYS CASCADE」「鬼ゴロシ」そして「永世乙女の戦い方」‼︎ この漫画は天野香織って怪物を描けた時点勝ちだなぁー。
「呪術廻戦」がちと間延びしてねぇかと思うが、乙骨が出てくるとぶち上がるからヨシ‼︎
脳梗塞のため、7巻が出てから10年以上新刊が出ていなかった「ワイルダネス」の8巻が出た‼︎ 伊藤明弘先生が利き手ではない左手で漫画を描いてるのは知ってたんだけど、多分それで納得が行くまでこれとジオブリは続き描かないんだろうなと思ってたから嬉しい限り。とは言え、こっちも改めて全巻読もうと思ってたからまだ8巻まで届いてないんだけどな……全巻これを機にDMMセールで購入した、あとは読むだけ‼︎
2022年トップ5、そして年間MVP発表
自分のTwitter引っ張ってきたけど、面白いと思う作品はまだまだあるんですよ。そして順位とか正直つける必要ねえよなー、と思っているのね。面白さに順位とか必要ねぇじゃん。
でも、今年は俺明確にトップ5は順位こそ決められないが選べるなとは思ったんですよね。そしてこの漫画今年1番面白かった‼︎ と言える作品が確実にあるのよ……まぁそれは発表した方が面白いと思ってしまったよね。いつも俺のnoteやTwitterを見てくれてる皆さんならもしかして予想つくかなー?(どうでもいい煽り)
じゃ、まずトップ5の中で1位ではない4作品を‼︎
ゴールデンカムイ
当然でしょ。なんなら今年1番面白かったんじゃないの? って思う人も多数でしょう。こんな見事な完結されればそりゃ面白いよ、間違いなく‼︎
GROUNDLESS
たまたまコロナ世相とバッチリ合った、架空の国の戦争漫画。架空の戦争だけどファンタジック要素なし、第二次世界大戦くらい? の戦いを描く読んでて「戦争なんかロクでもねぇよなぁ……」と思えた時点で素晴らしい漫画ですよ。多分主人公達含めて結末は明るくねえだろうなぁと思うだけに、今がまだ単純に面白く思えるのでね。
プラネット・ウィズ
本文中にも何回も出てきてるので今更言うことはございません、サイコー‼︎
あ、でもコレ1位だと思った人も多いですかねー違いました残念‼︎(なんの煽りだ)
神様のバレー
いやー今年No.1かなーくらい思ってましたよ神バレー。この漫画との付き合いもめちゃくちゃ長いんだけど、毎年確実に面白いなと思う上に下手したら今が1番面白いんじゃない? って思うくらい面白いんだよな。バレーボールに限らず、俺の中でのスポーツ漫画って括りで見てもトップ級に面白い、読んでない人は今すぐ読むんだ。今年唯一漫画紹介記事書いたのもコレだし‼︎
さて、俺のことを知ってる人なら「プラウィズと神バレーが1位ではない、じゃバス江かよ」と思ってますか? 残念違います‼︎ まぁバス江は相変わらずめちゃくちゃ面白かったけれども。
知らねえよって思うでしょうが、答えは上の方に名前出てますね(当たり前)。わかるかなー?
では、参りましょうか。hasegawonderが選ぶ、2022年1番面白かった年間MVP漫画は……
ワールドトリガー
元週刊少年ジャンプ連載、頚部脊椎症を患い一時は体が動かなくなるほどだったとのことながら、連載を続けより休みの調整がつくとのことでジャンプSQ.へ異動。
今は葦原先生ご本人の体調もあるだろうが、大体1〜2冊刊行のペースで続けてくれておる。
という情報はともかくよ、面白すぎるだろワートリ。細かい説明は省くけど、将来的には異星人的な近界人て敵(?)と戦争的なことになると初期の方からの流れがあるが、まだ話的には1/4程度かな？ という進みながら今が面白い‼︎ いや最初から面白いけども。
基本的に漫画にこんなキャラ沢山出てきたらとっ散らかりそうなもんだけど、丁寧にというか役割を上手く持たせてここまで描いているというかホント凄い。ファイアーエムブレム的なSRPGでもこんな脇役までストーリー与えられねえぞって感じのSFバトル漫画。全然展開が読めないし、単純にキャラがそれぞれ興味を引くし、戦いの描写も凄くいい‼︎
今なんか言ってみれば身内で試合して選抜選びますってところだけど、もうここだけでも永遠に見てられるもんなぁ。今年1冊しか出てないのに、凄く心に残った。全然関係ないとは思うけど、25巻の表紙が水上敏志なのは個人的にちと面白い‼︎
この漫画が言ってみれば、HUNTER×HUNTERレベルに評価されても全然不思議じゃないように思うけどね。まぁもう人気の面で終わることはないでしょう、とにかく葦原先生の体調が悪くならぬことを祈るのみ‼︎ これからも楽しみにしております。
という訳でhasegawonderの2022年MVP漫画は「ワールドトリガー」でした。今年も面白い漫画を沢山読めますように‼︎