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ストレッチの基本―硬くなった筋肉は、ガビガビな毛糸玉のよう―
筋肉は、伸びたり縮んだりして働きます。
簡単にいうと、「伸ばす」のがストレッチ、「縮める」のが筋トレです。
力を入れると筋肉は縮みます。脱力すると緩みます。
ただし、カチカチになった筋肉は、ガビガビの毛糸玉のよう。お砂糖の液がこびりついてガビガビになった毛糸玉は、伸びも縮みもしません。 この毛糸玉をぐしぐし揉んだり、引っ張ったりすると、毛糸玉がほぐれて伸び縮みするようになります。筋肉でいうと、ガビガビは老廃物で筋肉に溜まります。揉んだり伸ばしたりすると、動きやすくなります。これがストレッチです。このとき、老廃物は血流に乗って回収されます。
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筋肉が硬いままだと、関節の動きが小さくなり、うまく動けなかったり、無理に引っ張ると切れたり、硬い筋肉を補うようにほかの筋肉が動いて疲労がたまったり、ケガをしたりします。
また、緊張状態(縮んだ状態)が続くと、気持ちもリラックスできません。
一方、きちんと収縮できる筋肉は、良く動いて脂肪を燃焼、血流改善、神経の伝達も良くなります。しっかり縮めばパワーも出ます。逆にそんな筋肉は脱力も上手です。
よい筋肉は、脱力時はやわらかく、力を入れたら硬くなる筋肉です。
私たちは、毎日、筋肉を使って動いています。
使った筋肉は、毎日お手入れをしましょう。
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まずは「さわる」こと。‘手当て’という言葉があるように、からだを手で触って、脳が「ここを触ってるんだな」と思うだけで血流は改善します。
触ってみて、気になったら、揉んだり伸ばしたりしてみたくなります。 ストレッチは、そんなところから始めます。
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ところで、「今日のあなたの足さまのご機嫌はいかがですか?」
毎日、鏡で顔の様子を見ますね?足はどうですか?めんどう見ないんですか?顔のしわでは死にませんが、足が動かなくなったら、大変です。
日常の暮らしの中で簡単にできるストレッチを始めましょう。
●いつやるの?
わざわざストレッチの時間をとるのはとても大変。
日常の合い間にやってみよう。
例えば、朝起きた時、寝る前にベッドの上で、テレビを見ながら、 通勤途中の信号待ちで、デスクワークの合間に、トイレに行ったついでに、お風呂の中で‥‥など。
いつでも、やりやすい時にやってみて!続けるのが大切です。
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