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野田秀樹の劇場 その3 エジンバラからニューヨークへ。海外公演へと向かい、歌舞伎劇場へと帰還する。
野田秀樹と夢の遊眠社が、初の海外公演を行ったのは、八七年、八月エジンバラ国際芸術祭に参加した『野獣降臨』である。出発前、言葉遊びに満ちた戯曲の言葉をいかに日本語を母国語としない海外の観客に伝えるか。野田は腐心していた。
野田は、字幕やイヤホンガイドをとらず、DJの小林克也を起用し、舞台上手に文楽の義太夫のような役割を与えて、筋の説明を劇の一部に織り込んでいく方法を取った。
年々、演劇を観るのが楽しくなってきました。20代から30代のときの感触が戻ってきたようが気がします。これからは、小劇場からミュージカル、歌舞伎まで、ジャンルにこだわらず、よい舞台を紹介していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。