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外出自粛の今、興行主は、何をすべきか?
国立劇場の「自粛」については、それにともなう代替案や国民に対するサービスがないとの批判を既に書いた。
まあ、長谷部は、大人げない批判をすると思った方もいらっしゃると思う。当事者たちが、身動きできないことくらい、わからんのですか? とか。
考えてみれば、芸術文化振興会は、国民のため、これまでの国立劇場支持者のために、サービスをしようにも、適切な手段を持っていないというのが正確な表現なのかもしれない。どうも、気の毒なことをした。
コンテンツがあっても、それを提供するべきインターネットのインフラを持っていないために、実行できない。
民間のITと組んで、国立劇場、新国立劇場、文楽劇場の過去の公演やストリーミングを行うのは、実は容易である。
けれど、実行に移すために、いかなる事務手続きが必要かと思うと、気持ちが萎えてしまうのは想像できる。
ベルリンフィルやウィーン国立劇場は、すでに構築した配信システムを持っており、毎月の課金が行われている。この課金を一時期なくして、配信することは容易である。
年々、演劇を観るのが楽しくなってきました。20代から30代のときの感触が戻ってきたようが気がします。これからは、小劇場からミュージカル、歌舞伎まで、ジャンルにこだわらず、よい舞台を紹介していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。