随想のふりをしながら核心に踏み込む
東京新聞に書評を書きました。現代台湾の作家クオ・チヤンシェンの『ピアノを尋ねて』です。亡き妻が家のどこかにいる感じが、村上春樹の短編『トニー滝谷』と似ているなと思いながら読み進めました。連想が浮かんでも、書評に書くとなるとまた別の話になります。
書評の対象からすこし距離をとって、随想のふりをしながら核心に踏み込むことができないか。そんことを考えながらこの頃は書いています。
以下のリンクから無料でお読みいただけます。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/358548
ここから先は
0字
すべての有料記事はこのマガジンに投稿します。演劇関係の記事を手軽に読みたい方に、定期購入をおすすめします。
長谷部浩のノート お芝居と劇評とその周辺
¥500 / 月
初月無料
歌舞伎や現代演劇を中心とした劇評や、お芝居や本に関する記事は、このマガジンを定期購読していただくとすべてお読みいただけます。月に3から5本…
年々、演劇を観るのが楽しくなってきました。20代から30代のときの感触が戻ってきたようが気がします。これからは、小劇場からミュージカル、歌舞伎まで、ジャンルにこだわらず、よい舞台を紹介していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。