随想のふりをしながら核心に踏み込む
東京新聞に書評を書きました。現代台湾の作家クオ・チヤンシェンの『ピアノを尋ねて』です。亡き妻が家のどこかにいる感じが、村上春樹の短編『トニー滝谷』と似ているなと思いながら読み進めました。連想が浮かんでも、書評に書くとなるとまた別の話になります。
書評の対象からすこし距離をとって、随想のふりをしながら核心に踏み込むことができないか。そんことを考えながらこの頃は書いています。
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