葉瀬

インターネットの片隅で同人小説を気まぐれに書いている。

葉瀬

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最近の記事

執事喫茶に初めて行ってきたレポ

池袋にある有名な執事喫茶「スワロウテイル」 お噂はかねがね伺っており、人生に一度はと思っていた。先日ついにそれが叶ったのでここに記しておきたい。だが、あまりにも素晴らしい体験ゆえに夢の中の出来事のようで思い出せないことも多い。ここに書かれたことが全て実際に起きたことなのか、私の都合の良い妄想だったのか、最早わたしにもよくわからなくなっている。信憑性はかなり低いとして、これから「帰宅」する際の参考にしようとされている方などは注意していただきたい。 池袋に詳しい友人の案内です

    • 「冬の牡丹」を読んで

      読書感想文は苦手だ。でもこんなにも心が波立って仕方ないのでその気持ちを吐き出したい。 桜庭一樹短編集に収録されている一遍。「冬の牡丹」 32歳の美しい元エリートの女性牡丹がアパートの隣の部屋に住む高等遊民な老人と出会い交友を深める話だ。 読み進めるうちに胸が詰まって最後のページは滲んで見えないほどだった。 人が死ぬわけでもない、大恋愛も青春も無い。都会の片隅で紡がれたなんてことない話だ。 しかし牡丹への共感で私は泣いてしまった。 とはいえ私と牡丹の共通点は多くない

      • 〇〇みという言葉

        今でこそなんの躊躇いもなく連発するが、この「〇〇み」という言葉が使われるようになった当初、ひどく嫌悪した。 単に新しい文化の受け入れを脳が拒否したというだけの話だろう。敢えて言語化を試みるなら、「み、なんて曖昧な表現でお茶を濁して読む人の共感性に丸投げした文章を書くんじゃない。知性をもって説明しろ!」ということだろうか。当時も今もかわいいかっこいい好きを繰り返すしか推しを表現できない人間のくせに大きく出たものだ。 だが、そんな捻くれた私がある時、どうしてもこれは〇〇みじゃ

        • noteはじめました

          感想やお気持ちを述べる雑多なnoteにする予定です。 Twitterでは意見をまとめるには短く、長文になりがちな私には向いていないと感じていました。 日々つらつらと色んなことを考えているのにそれを忘れてしまうのはもったいないし、かと言ってフォロワーの皆さんの目に強制的に入ってしまうTwitterでは言いづらいことなども書きたいと思います。