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【モノローグエッセイ】「若さ」の正体

「若さ」の正体は「怒り」である、という数年前に出逢って衝撃を受けた言葉をココ最近また思い返している。

私、最近怒ってるだろうか。

と、内省した時に、静かに怒ってるけど、同時に怒るの嫌だからもう何も感じないように防御シールドを出しているなとも感じた。
「怒り」を、「疑問」に変えている節もある。
「何でこんなこと出来るんだろう?」
「こういうこと言うのは何が目的なんだろう?」
とか、すごい顔して(たぶん)心の中で反芻している。

私の原動力の中に「怒り」は入る。
「怒り」の記憶は鮮明で、記憶の中に楔が打ってあるような感じ。
忘れもしない日や瞬間が、たくさんある。
その時の自分の仇を、今と未来の自分がとっていかなくてはならないという謎の使命感があるから、私は恥をかきながらもこの仕事を続けられているとも思う。
「負の感情」に支配されるのは宜しくないが、「負の感情」を使いこなして力に出来たら強いなあと思っている。そこからしか生まれない表現は私はあると思う。

確かに、怒ってる状態は、ある意味活き活きしているし、迷いがない、強いし、パワフルだ。
それが「若さ」という表現に繋がるのかもしれない。辛いけどね。

そう考えると、何も感じないように防御シールドをはるのは、心の老化に繋がるのかもなあとも思う。
基本平和主義だからのほほんといたいという思いはあるけど…

この私の怒りが、私のパフォーマンスの「楔」となって、芯を出してくれたらいいなあと思う。ぜってぇどかねぇぞ的な?


私はこれからも静かに怒っていく。
怒りが、若さとなり、華となるまで。



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