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ご褒美は先取りで

昨日は久しぶりに鍼灸サロンへ。
SNSで見つけた、
完全予約制の自宅サロン。

女性の鍼灸師さんのご実家が
私の実家とすごく近いことが分かり

ご近所さんしか知らない公園とか
公文の先生の話で盛り上がった。

自分の予定以外で忙しかった1か月の
いいリセットになった気がする。


実は、何とな~く不調を感じてから
ここへ来るまでに1か月以上迷った。

毎週日曜日に、
その週の空いている日程を
LINEで知らせてくれるんだけど


毎週欠かさずチェックするわりに
「〇日ならいけるかも!」
「う~んでも・・・」の繰り返し。


「う~んでも・・・」の先に考えるのは

それだと他が忙しくなりすぎるかな…

それより先に、やらなきゃいけないこと
たくさんあるよなぁー…

積読が増えたから読書もしたいし…

などなど。



でも、えいや!とLINEで予約してみれば
道が開けたりするものだなと思う。


ずっと波があった腰痛も
目の疲れからの頭のぼんやり感も
自律神経の不調も軽くなって

何よりビックリしたのは、
鼻の周りに鍼灸してもらって
呼吸がすんごく楽になったこと。

鼻づまりで苦しんでたわけじゃないのに。


やっぱ、プロに診てもらうのって大事。

「どうしてもっと早くしなかったんだろう」
終わってみればそう思うことは他にもある。


会いたいなと思っている人に
なかなか連絡をしなかったり、

欲しいなと思っているものを
買うことを躊躇していたり、

ってことが私にはよくある。


「コーヒーを飲みたいけど
これを終わらせてからやろう」
も、同じことだと思うけど、


私たち(特に日本人?)って

「やるべきことをやらなければ
 ご褒美はもらえない」

という価値観がどこかにあるのかも。


あれをしたい、
これがほしい。

そんな欲求が湧いてきた時に
理性がそれを抑えようとする。


これをやってから、
あれが終わるまで我慢。

時にはそれも必要だし
間違っているわけじゃない。

だけど、ずっとそれで
楽しいかどうかって言ったら
私は正直、楽しいと思わない。


いつまで続けるの?って考えたら
終わりが分からなくなる。


これが終わって、
それもやったら、
次はあれもね、ってなりそうで。

ここまで来たんだから、
あともう少し頑張ってから。


そうやって
自分にも子どもにも言い聞かせて
いつまでもご褒美にありつけない。


結局いつまでも
楽しみは後回しになるじゃん?

結局、いつ休めばいいんだ?


ゴールが離れていく。
目の前にぶら下げた人参が
いつまでも食べられない。


そのことに気づいたら、
今やってることを
頑張ろう!やろう!と思えるかな。


イヤイヤやるからそこそこの成果で
自己満足もしないし褒められもしない。

「はぁぁぁ。だったらやらなきゃよかった」

子どもならストレートにそう思うだろう。


それなら、
先にやりたいことをやって
心を満たしてから

やるべきことをやるエネルギーに
変換してみてはどうかと思う。


子どもが疲れて帰ってきたら
宿題よりおやつが先でも構わない。

ママがお仕事で疲れたら
コーヒーを一杯飲んでから
夕飯の支度でもしよう。


これくらいの小さなことから
「先に、満たす」
ということを習慣にしていこう。







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