ハル|思考と家の片づけナビゲーター

子どもへの「不安」を「信頼」に変える ◇片づけ研究歴35年 ◇「子育ては手放すことでうまくいく」著者 ◇よくある子育てや片づけの方法が合わないと感じる方向けに、思考と家の片づけサポートを提供 ◇中学生男子(ASD特性&不登校)と小学生女子(HSC気質で元不登園)の母

ハル|思考と家の片づけナビゲーター

子どもへの「不安」を「信頼」に変える ◇片づけ研究歴35年 ◇「子育ては手放すことでうまくいく」著者 ◇よくある子育てや片づけの方法が合わないと感じる方向けに、思考と家の片づけサポートを提供 ◇中学生男子(ASD特性&不登校)と小学生女子(HSC気質で元不登園)の母

最近の記事

「お金の教育」はココから始めよう

自分の「好き」が理解され 共感されたり応援されたりするのは 自分を褒められるより嬉しい。 たとえ「好き」が理解されなくても 他者から否定はされたくない。 こう思うのは、大人も子どもも 同じなんじゃないだろうか。 キャラものに財布の紐が緩みまくる 最近は、小学3年生の娘の影響で 家族全員がちいかわにハマっている。 パパは出張のたびに ご当地ちいかわ(うさぎ)を買ってくるし 私もコンビニやスーパーで つい、ちいかわのお菓子を買ってしまう。 きのうはキャラパキ、今日はグ

    • 私は、おかしいことを「おかしい」と言える大人でありたい

      「それって、必要?」と思うことって 日常の中にしれっと存在している。 子どもの小学校でいまだに 「回れー、右!」をしているとか 連絡帳の文字ですら 汚いとお直しを入れるとか。 私は昔っから その、当たり前のように存在する 必要とは思えないルールややり方に いちいち噛みついてきたタイプだ。 校則で決まってるから、何? 一番よく覚えているのは 高校2年生のころ。 通っていた学校の校則に 「マフラーを付けるのは  コートを着ているときのみ」 というものがあった。 コー

      • 料理嫌いが毎朝お弁当を作って1か月。

        今年中学生になった息子は 入学当初から週2~3日登校という 定義上の「不登校」に該当する子。 地域の公立中学校なのですが 小学校の時のような給食はまだなくて 業者のランチボックスを注文するか 家からお弁当を持ってくるかを 選ぶことができます。 私は料理が嫌いだし 早起きしたくないし(基本7時起き) 「お弁当作りなんてストレス!」 と思って 1学期はランチを注文してたんだけど 息子が欠席すると 「はぁ、今日のお昼どうしよう」 (自分だけならテキトーにするのに)

        • もっと周りに頼…れない理由

          「もっと周りに頼ってみたら?」 私が言われたくない言葉のひとつだ。 「分かってるけど、できない」 というのもあるけれど、 「一概にそうだとも言えない」 とも思うから。 周りに頼ることは、ストレス 周りに頼るためには それなりに頭を使ってしまう。 ・今どんな問題を抱えていて ・何ができて何ができないか ・誰にどこまで頼るべきか なんてことを考えておかないと 人には頼れない性分で、 ある程度の段階までは 一人でちゃっちゃと済ませた方が ストレスが少ないと思ってしま

          最善の選択をするよりも

          「保育園やめたい」 娘がこう言ったとき 本当の理由を知ることができてたら… と思うことがある。 今、小学3年生の娘は 保育園で年長さんだった10月末の朝 泣きながら、かすれた声で 「ほいくえん、やめたい」 と言った。 話を聴くと、 上手くできない活動があって 「悔しい!やりたい!」と思うのに 助けてくれる先生がいなくて 困っているうちにその時間が終わる のだそう。 そんな日々を重ねるうちに 自分に自信が持てなくなって 「嫌になっちゃった」と。 「辞めてどうし

          内向型的「キッザニア」の楽しみかた

          運動会の代休だった、5月のとある月曜日 娘と初めてキッザニア(甲子園)に行った。 娘には将来の夢がたくさんあり それは、1年生の時に担任の先生が 「年齢が上がるごとに持てる夢が増える」 と教えてくれたからなんだそう。 その、数々の夢をまずはお味見。 いくつか体験してみよう! というコトで、行くことにした。 キッザニアに行ったキッカケ 実は、今まで避けていた場所。 なんでかって? ・家から少し遠い ・オープン前から並ぶなんて無理 ・家族みんな、人混み・ワイワイが苦手

          内向型的「キッザニア」の楽しみかた

          気付いてる?支援級の子を特別扱いするデメリット

          学校生活がしんどそうだけど どうしていいか分からない。 そんな親子の役に立てればと 今年度から、1年休んでいた 学校支援員ボランティアを 再開しようと思っている。 「学校でどんな支援が必要?」 という質問をSNSで投げかけたところ 「勉強よりもコミュニケーション」 という回答があり、ひっかかった。 それは、 友だちと呼べる子のいない長男と 支援してほしい内容が似ている? と思ったから。 DMで詳しく聞かせてもらうと 色んな意味で「よろしくない!」 と思う内容だった。

          気付いてる?支援級の子を特別扱いするデメリット

          子どもは式典に参列できない?

          さて、前回の続き。 長男の卒業式に 在校生の長女は参列できない ということを 卒業式の直前に知った件。 ママ友、幼なじみ、 インスタのフォロワーさんなど たくさんの保護者の方と たくさんのやりとりをして 質問や意見を書面にまとめて 校長先生にお渡しした。 その内容と、 校長先生の回答を 残しておきたいと思う。 これから卒業式を迎える どなたかの参考なったら嬉しい。 「式典なので」なんなの? 今回の話し合いで、 校長先生は何度も 「式典なので」と仰った。 式典

          子どもは式典に参列できない?

          卒業式前にスイミーになる

          いよいよ長男が小学校卒業。 ここ最近は週2~3日の登校で けだるい消化試合みたいな日々 だったけど 式の10日前に 長男から受け取った 卒業式のお便りを見て 激震が走った。 “在校生は参加できません” 在校生は卒業式の日は休み。 参列もできない。 これまで5年間、 休みになるのは知っていたから 何の問題もないけども まさかの 家族なのに妹は留守番??? つい最近まで “保護者等の参加は一家庭3名まで” との知らせだったので 小2の長女も連れて行くつもりで 当然

          小3で塾に行くとは予想外だった話

          2月、娘が塾に行きたいと言い出した。 お友だちが通っているだとか 中学受験の話を学校で耳にして 興味を持ったよう。 しかも、 意味や大変さを知ってか知らずか 「受験したい」とまで言い出した。 私自身は、 大学までずっと公立だったし 塾へ通ったのは、中3の夏から卒業まで。 だから、娘の言葉を聞いて いきなり火が付くことはないけど 戸惑いつつも、子どもたちの 「やりたい」は応援したい。 だから「まずは資料請求」をポチ! 車の査定みたいに 気になる塾の資料を 一括請求で

          小3で塾に行くとは予想外だった話

          入塾前に大号泣?!その塾の対応が神だった話

          この春に小学3年生になる娘は 本人の希望で3月から塾に通うことになった。 入塾前にやっておくプリントで 2年生のまとめ問題を解いてたんだけど 「反対のことば(対義語)」の問題で 「朝」の反対を「夜」 「姉」の反対を「妹」と書いた。 それを見ながら、私も、小6の兄も 「うん、合ってると思う~」などと 話していたのだけど 自信満々で答え合わせをしたら 「朝」の反対は「夕」 「姉」の反対は「兄」 と解答ページに書かれてるじゃない! 驚きのあまりか 娘は「え~ん、え~~んっ

          入塾前に大号泣?!その塾の対応が神だった話

          「多様」なのが当たり前の子どもたち

          2学期の終わり頃から ほぼ学校へ行かなくなり 12月は 〇時間目だけ、給食だけ、と 母子登校をしていた娘だけど 冬休みのおかげで 教室に入ることへの恐怖心も薄らぎ 「家は家でちょっと退屈」という理由で、 3学期は始業式から登校している。 2日目は5時間目で早退したものの、 朝から友達と登校できているのは 母として大きな変化だと思う。 その日は学活で係決めをしたらしく その時の話が少し気になったので ここに残しておきたい。 係決めは、 すでに名前のある係に対して 「

          「多様」なのが当たり前の子どもたち

          「当たり前を疑う」のが難しいなら

          冬休みの宿題のひとつ、 書き初めを今日終えた長男。 「書き初め」ではなく 「書き納め」になったらしい。 その長男が、 「書き初めって いつまでするんだろうね」 と、疑問を投げかけてきた。 鉛筆ができるずっと前は 筆で文字を書いていたのは もちろん知っている。 今は鉛筆、シャーペン、ペン それにキーボードでも 文字が書けるのに なぜ、学校で習字をするのか。 夫はそれに 「日本人だから…、伝統が…」 と答えようとするけど それってだたの 思考停止じゃない? と、私は

          「当たり前を疑う」のが難しいなら

          「大したこと」があるんです

          2週間前の木曜日、 「帰りたい」と言って早退して以来 一度も教室に入っていない小2の長女。 行けなくなった理由は 「話すと思い出すから」と しばらく話してくれなかったけど それから約1週間たったころ、 「大したことないねんけどな」と 前置きをして、教えてくれた。 キッカケは、 ビックリするほど 「そういうの、あるあるだよね」 なこと。 ちょっとした勘違いから 恥ずかしい思いをしたそう。 完ぺき主義の娘にとっては 自分のミス(勘違い)さえも 許せないんだろうけど、

          「大したこと」があるんです

          子どもだって「休日出勤」はイヤなんだ!

          音楽会や運動会って なぜ休日にやるんだろう。 そんなことは 考えない人の方が 多数派かも知れない。 昔からそうだったから。 それに、休日じゃないと おうちの人が来れないから。 本当に、そうだろうか。 今でも、それでいいんだろうか。 おうちの人の都合で 子どもたちも先生方も 「休日出勤」なんだから、 「これが当たり前です」 というのは、おかしくない? なーんてことを、 「休日出勤」に抵抗のある 長男と話していて思った。 長男は、年中のときに 自閉スペクトラム症の

          子どもだって「休日出勤」はイヤなんだ!

          不登校、親は不自由?

          「不登校の子がいるから仕事に行けない」 という声に違和感を感じてた。 不登校そのものは 体の病気でも心の病気でもないから。 もちろん、わが家の娘が 不登園を決めたときは 一人で留守番することが難しく 外での仕事を全て休ませてもらった。 だけど、年齢的な理由でもなく、 一人にする時間が長すぎるのでもないなら 「不登校=仕事行けない」というのは もしかしたら、 この2つの理由のどちらか または両方ではないだろうか… ①一人するには心配な 「二次障害(鬱など)」が起こる