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普通探しの旅 | パート1

「インドに行くと価値観が変わる」

本当にそうなんだなと思った旅だった。


インドね、じゃー行こうかな

結論から言うと、インドにはノリで行った。


旅行に入る前に時系列を説明したい。

燃え尽き症候群真っ最中の僕

高校2年生になり、5月から9月にかけてあるN高生と大規模プロジェクトを行なっていた。(また紹介します!)

そのプロジェクトが終わり、10月には17歳を迎えた。
17歳を迎えた数ヶ月、大規模プロジェクトの成功体験だったり、多くの生徒からの好評を得ていた自分は新しいプロジェクトをしたいと考えていた。

しかし、そのプロジェクトを始める前、「燃え尽き症候群」らしきものになった。

同じ日常生活が常に続き、過度に他人の作品などを見て自分と比べたりとおかしくなっていた。

ある日、母親から「インドに興味ある?インド行く」と言うことを聞かれ、おかしくなっていた自分は「行く」と言っていた。

これがインドに行くきっかけ。

インドに行くことをすっかり忘れていた、わたし

インドに行くと答えたのは11月。
インドに行くのは2月。

私の中では「インド」のことを考える余裕はなく、日々のモチベーションを上げることばかりを考えいてた。バイトでは103万問台で、先輩などが働けないため高校生の僕が週6日働くみたいなこともしていた。

しかし、2月になり家族の中でもインドについての会話が増え
「あー、俺インド行くんだった」ってことを思い出す。

そのことを周りの人たちに言うと必ず3パターンの返しが返ってきた。

  • インド旅行したら、絶対に腹壊すらしいよ…

  • インドの犬に噛まれたら狂犬病で死ぬらしいよ…

  • インドで旅行客を狙った詐欺に絶対会うらしいよ…

はい、ここでやっと「インドに行く」となぜ言ったんだろうと我に返る。

時すでに遅し、ツアーの応募は完了しておりインドに行く日は刻々と進んでいた。(不安しかない)

1月下旬、インド旅行に行く前夜。
インド旅行でもしかしたら死ぬかもしれないと思っていた私は友達を集めてご飯を食べに行った。

今でも縁起でもないが「最後の晩餐」だと思っていた。

インド旅行当日(1日目)

起床は5時。いつもなら8時くらいまで寝ている自分だが、この日だけは全然寝付くことができなかった(不安すぎて…)

かっこつけてます

関空から伊丹空港、そこから直行でデリー空港へ。(空港で撮った写真が今アイコンに使われている写真)

そこの間は寝てたのでほとんど覚えていない。

不安しかない、空港

デリー空港に到着した時、夢でも見ているのかと思うくらいの景色。
トイレは、インド人の俳優と女優の写真が貼っていたり、見るもの全てがインド。(当たり前ですが)

ツアーでインドに行ったため、ここで初めてツアーのメンバーを知る。
正直、自分の中ではここのツアーにいる人だけしか信じれないとまでなっていた。(周りはインドの人しかいないので)

ツアーについて説明すると

  • ツアーは18人で行った

  • ツアーは一週間

  • ツアーで3都市を周る


人の数も本当に多く、どこを見渡しても「人」
何か落ち着かない感じだった。

ここからツアーのバスに乗るが、インド人が運転手。助手も運転手。
あ…初耳なんですけど、と。

私があまかったですが、日本人が運転して、安全な旅だと思っていたのに…

バスからの風景

1日目は、デリーからジャイプールと言う街まで5時間かけてバスで移動。

日本でもろくに寝ていないが、寝て起きた時に自分が死ぬみたいな体験もしたくないので、バスの中では必死に起きる。

かっこよかったから撮った

その中で見た景色は見たことのない世界が広がっていた。車の量はもちろん、クラクションは尋常じゃないほどなり続け、道には車、バイク、トゥクトゥクに加え「馬」

もう意味がわからないってなっていて、興奮がおさまらなかった。

結局、眠気には勝てず寝る。

いつの間にか、ホテルに到着。

ホテルまでの道中

疲れてきっていて、自分のメモにも

治安のことしか書いてなかった…
出発が5時だったのでホテルまで24時間。

疲れ切ってこの日はすぐ寝た(記憶ない)

はじまりの寺院、天文学、盛りだくさん(2日目)

泊まったホテル!

朝、起きて外に出るとこの景色。

すごくいいホテルにいることを始めてわかった。

と言うのも、お湯は出た、綺麗、他にも旅行者がたくさんいたみたいなインドに来て始めて安心した瞬間でもあった。

時差ぼけ、睡眠不足の自分
ホテルの外

朝ごはんを食べ、バスでガネーシャへ。

困難や障害を取り除き福をもたらすとされる、豊穣や知識、商業の神様

ガネーシャとは

なんかすごい神様らしい。

ガネーシャに到着すると、ホテルとは違う「人の多さ」純粋にエネルギーを感じた。

ガネーシャの前

実際にお参りをした。

驚いたこと、感じたことは「裸足になること」「人の量」「言語化できないようなエネルギー」

靴は取られないか、とかものが盗まれないか、とか人間不信になるくらいまで色々なことを考えいてた。

まーそんなことにはならないんですが…

なんか写真撮らされた

インド文化ってわけではないですが、外国人の女性だったり、若い男性と写真を撮ってそれを家族に見せると言う習慣があるらしく、有名人になった気分。

そこから少し移動し「アンベール城」へ。

そこではゾウに乗る体験をした。

ゾウだぞー

ゾウの揺れが激しくて、酔いそうになりましたが、乗っている途中の景色が凄すぎて、景色を見ることだけ集中してた。

ゾウからの景色

景色を堪能しながらゾウからスムーズに降りれるかと思いきや、ゾウの運転手にはチップをせびられ、母しかお金を持っていなかったため、「ノーマネー、ノーマネー」といい、最後には日本の100円硬貨を。

それでも降りられず、母からお金をもらい、チップを払った。(文章では伝えられないですが、かなり怖かった…)

アンベール城
ここでも有名人!

行く先々で写真だったので、「ピクチャー、ピクチャー、OK」みたいなノリで写真を撮った。

映画みたい

ほんとに見る景色見る景色が刺激的で、2日目の午前中でかなりバテてた。

昼ごはんは日本では食べたことのないようなカレーの辛さ。いい思い出。

オーナーと撮影

レストランのオーナーともアンベール城をバックに撮影。俳優と撮影しているみたいな気分だった。(すごく真摯でかっこよかった)

アンベール城

アンベール城のあとは天文学の始まりとも言われている聖地、ジャンタル・マンタルへ。

これで時間がわかるらしい
メモ

メモにはかっこいいこと書いていますが、本当にすごかった。

と言うのも、全くわからない形なので、こんな使い方かな?と考えながら回れたのもそうですが、今までにみたことのない形がほとんど。

これらを使って、時間を知っていたのか?と思うとほんとに人間ってすごいなと。

ビームが発生しそう

天文学の施設後、チャンドラ・マハルと言うとことへ。

ピンク!

そこで目にしたのは、壁一面がピンク。
見渡すところ全てピンクみたいな世界。

その中でも印象的なのが、竹を足場に仕事をする人たち。

竹の足場

日本では絶対にあり得ない光景を目にした。

微妙に並行、垂直ではなく、押したら転けるかな、みたいな。

広がりがすごい

それでも、周りは綺麗。これを手作業でってなると…


今で、アンベール城、ジャンタルマンタル、チャンドラ・マハルと3つを周り、帰るかと思いきや、商店街を模索。

多いのが車じゃないって言うね


なんか不思議な世界

商店街は私にとっては情報過多になるレベル。

きれい

商店街では服屋に行った。

服屋では自分に合うコーディネートを行う。

メモにも書いてますが、気に入らなかったものは店の奥に投げ捨てる、みたいなのが普通らしく、本当に王様気分。

大量生産が当たり前なので、壁一面服と布みたいな。

多いね〜

商店街を抜けると

かっこよすぎだろ!

こんな景色が待っていた。

息を飲みましたね、本当に綺麗で、今までに体験したことない、感動。
中学生ぶりの体験。(他の記事で紹介します)

1日目と同じホテルでゆっくり休んだ。

手作業で布を装飾する(3日目)

朝ごはんを食べながら、インドの民族楽器を聞いた。

不思議な演奏でした

3日目は、インドの手作業を体験すると言う流れ。

凄すぎ

ブロックプリントと呼ばれる技術を体験。

おじさんの職人技に驚いたのもそうですが、これを手作業で行なっているって言うことに感動。

体験中

私も、ブロックプリントを体験。

作った柄

カラーは赤、黒を使ってヒョウの柄をイメージして作成。時間はかなりかかりましたが、出来栄えはよかった。

昼ごはんは、インド料理の「マサラ・ドーサ」を食べた。

美味しかった!

最初はフォーク、スプーンなんかを使ってましたが、最終的には手でかぶりついた。

この生地みたいな中にじゃがいもが入っていて、その味付けがかなり辛かったことを覚えている。

昼ごはんを食べた後は、服屋へ。

ハート

この服屋は日本の展示会のような、インドってことを忘れるような店だった。

なんかいいね
光がかっこいい!
日本みたい

写真が続きましたが、おしゃれってことを伝えたい。

ここから1日目、2日目と同じホテルへ。

自分の中での成長

ここまでは夕食を囲むところ、店を回るなども全て家族と一緒状態。ツアーは18人ほどで3日間、家族というのも少し勿体無いとも感じていた。

そこから始めて勇気を出して、夕食時、ツアーの人たちに混ざって話を聞こう、学びたいと思い、混ざってみた。

そこでは、ツアーのメンバーに人生経験を聞けた。

話の内容は書かないが、本当に色々なことがあるんだなって。今ここにいること、出会っていることなどいろいろなことを考えさせられる話だった。

そこで初めて、他の人と関わることで得られることがあるってこととインプットの重要性、家族というコミュニティを離れてみるという経験はするべきだなと、改めて認識した。

ご飯を食べた後、実際に地元の人たちが使っているスーパーに行った。
(道中引かれそうになった…)

当時はこんな感じ
スーパーの中

今までは観光客用のとこに行ってましたが、初めて地元の人たちの生活に触れれた気がする。

帰りは、ツアーのリーダーの人の提案によりトゥクトゥクに乗って帰ったが、ホテルまではほぼ車間距離0みたいな運転技術に関心。


殴り書きみたいになりましたが、省いて記事にするのもな〜という感じだったので前半の旅を書いた。

明日、後半の旅を書こうと思う。

ここまで読んでくださって感謝しかない。
明日もお楽しみに!


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Haruto Miyai /  学生
好きなように生きていく!