🇪🇸バルセロナのおいしかったお店
こんにちは。
さて、前回はマドリードのおいしかったお店を勝手に紹介してみました。
今回はバルセロナのおいしかったお店を紹介してみたいと思います!
正直1か月しかいなかった+学校に通っていた+クリスマスの時期だったので行けてないお店が多いのですが、、、!
そしてバルセロナといえば、1つ書いておきたいことを。
バルセロナはカタルーニャ州に位置し、カタルーニャ語という言語がメインで使われています。私が音を耳にして感じたのは、カスティーリャ語(スペイン全土の公用語)とフランス語を足して2で割った感じ。そのためレストランでも、カタルーニャ語(Catalan)・カスティーリャ語(Castellano)・英語と3種類用意されていることがあります。
バルセロナの人も、カスティーリャ語は話せます。しかし、カタルーニャ語にとても誇りを持っているので、挨拶をカタルーニャ語ですると喜んでもらえたりします!私が教えてもらったのは、「Adéu (アデゥ)」というgoobyeという意味の言葉。これ言った後に笑顔になる反応が好きでした。
ですので、バルセロナでは「スペイン語(Spanish)のメニューありますか?」といっても通じないことがありますので気を付けてください…。
それでは今回紹介したい3か所と、番外編を。
1.L'Arrosseria Xàtiva
おいしいパエリアを食べたいなら、間違いなくここをオススメします!
このお店を見つけたきっかけは私がバルセロナ1か月生活をスタートしてすぐのこと。
ロンドン在住の友人がお誕生日を1人で迎えるので暇しているとのこと。あと彼女は、ロンドンのお天気が好きでなかったようで前からスペインいいな~と言っていたのです。その子は以前日本に留学生として来ていた子で、バルセロナ在住の彼女の友人も紹介してくれました。日本で一緒にSHOGUN Burger食べたなぁ。
なんとその子がノリでバルセロナに週末遊びにくることに!笑
お誕生日にパエリアを食べたいとのことだったんですが、、、まだお店を全然開拓していなかった私。結果2人で探すことに。
そこで彼女が見つけてくれたのが、このお店でした!グラシア地区にあるのですが、閑静な住宅街にポツンと。
ここがまたおいしかった…!!!
↑上はエビと貝のパエリア。私はシンプルにオニオンのみのパエリア。
日本のパエリアは具が乗ってなんぼ!という印象ですが、、、この玉ねぎのみのもおいしいんです。
きちんと出汁を吸い込んで、玉ねぎの甘さとマッチしてしまう。。
ペロッと食べられました。米粒も残さず食べて店員さんに褒めてもらいました😂
↑好きすぎて、別件で日本からお客さんが来てたので連れていくことに。上から海鮮パエリアとイカ墨。
あぁ、おいしい。写真には写っていないんですが、パエリアには必ずといってよいほどの付け合わせであるアリオリソース(※)もおいしかったです。
※アリオリソースとは、ニンニク・卵・たっぷりのオリーブオイルをミキサーでマヨっぽくなるまで混ぜたソースです。よく日本だと、マヨを使っている人が多いですが、現地はマヨ使わないのがメジャーでした。にんにく強めがおいしいのです!
↑デザートもしっかり。クレマ・カタラーナです。シナモンがしっかり効いているので、苦手な人は避けた方がよいと思います…。
調べたらgoogle mapからでも予約が以前は取れた?ので、観光で行く際も予約しやすいかも。
2.Can Paixano
このお店は観光地として有名なので、みなさん知っているかもしれないです!読み方は「カン・パイシャーノ」なので、日本語だと「乾杯」は杯を交わす時にいうんだよ~と言って話のネタになります。笑
ここは、バルセロナではめずらしい立ち食いタパス式のお店です。スペインは立ち食いタパスが有名ですが、それはマドリードやサンセバスチャンに多い印象です。バルセロナにもタパスはありますが、座って食べることが多いです。あんまり食べ歩きって印象じゃないかな。。。
このお店はワインがとてもおいしいです。HPによると自社生産のワインを扱っているとのこと。同じ場所にワイン屋さんも併設されているらしいのですが、前方の飲食エリアが混みすぎてどこが販売エリアなのかわからないカオス具合でした😅
ここで取り扱っているワインはCavaがメインです。スペインのスパークリングワインはCavaと呼ばれていて、大本はCave(洞窟)という言葉から来ているとかとか。
ワイン屋さんが扱っているワインなので、とにかく安いしおいしい!炭酸もそこまできつくなくて、気づいたらすごい勢いで飲み干してしまいます(確か3人で3本は飲んだ)。
↑ワインにとにかく合うおつまみ類が充実しています…!手前のチーズ(とオリーブオイル)は絶品です。
↑がっつりしたサンドもあります。私はソーセージサンド、友人はチーズサンドを食べていました。お肉が肉感満載です!
※ちなみに、この写真で床の紙ナプキンが写っていますが、代々スペインでは「床が汚いお店ほどおいしい」という噂があるそうです。なぜかというと、「お店が繁盛している=床掃除をする暇がないほどだから」らしい…。異文化ですね。このお店も紙ナプキンは散らかっていますので潔癖の人は無理かもしれない。。。
3人でしこたま食べて飲んでも1人20€いったかな?ぐらいリーズナブルです。とっても満足なのでまた行きたい。ただコロナ禍、こうした密集店はたまた床の紙ナプキン問題とかどうするんだろう…とも考えてしまった。
3.Restaurante La Panxa del Bisbe
https://instagram.com/lapanxadelbisbe?igshid=ghu4xn0quqoo
公式がインスタのみ(PCだとリンクがうまく見れないのでURLも貼っておきます)。
ここは現地在住の友人がグラシア地区に住んでいた際に、良く通っていたとのことで連れて行ってくれました。住宅街にありますが常連さんでにぎわっている名店です。
↑定番のパンコントマテ。バケットににんにく、トマトをすりこんで、オリーブオイルと塩。こんなにシンプルなのにおいしいのは素材1つ1つがおいしいからかなぁ。
↑左:大好きなクロケッタ(マドリード編でも書いたコロッケ)
右:野菜のクレープ巻き
バルセロナは、きのことかお野菜がおいしいもの多かったなぁ。
↑Dentex(※)のソテー 下はパスタ
※Dentexとは、ヨーロッパキダイでタイ科のお魚だそう。名前が面白くて友人と頼んでみたら、こんなおいしいメニューに出会えました!
タイ科なので、さっぱりとしたお魚でやはりバルセロナは海に面しているということもあり、海鮮が多いなぁ。
↑お米。パエリアではないのです。なんとフォアグラときのこ!これは海鮮ではない出汁がとても効いていて、絶品でした…。
本当スペインのお店はおいしいものが多すぎていつも腹12分目まで食べてしまうのです。。。
番外編.チェーン店編
前回同様、ちょっとした時に行けるお店をまとめました。
1)Pans & Company
街で少し時間つぶしやwifiが必要になった、、、そんなときは私はここかSandwichezを探します(どちらも黄色のサイン)。
このPans&Companyはサグラダファミリアとサンパウ病院の間にもあって、ちょっと一休み、、、といったときに使えるなぁと思います。
コーヒーも安いし、小腹がすいたらサンドイッチもおいしそうでしたよ!
2)Faborit
ここは女子受けしそうなお店です。Casa Batlloのすぐ隣の建物にあります。
お店の入り口はこんなにかわいいんです!チョコ屋さんも併設されているので、お土産選びにもよいかも。
ここは中身が選べるサラダがメインでおいています。ヘルシー志向なお店です。オリーブオイルも何種類も置いてあって、サラダの具も指差しで行けちゃうので観光の際野菜不足になったらいいかなぁと思って選びました。
私のおすすめは、このお店の中庭席。外の空気も吸えますが、基本飲食客しかいないので落ち着きます。
3)Flax&Kale
ここはベジタリアンやヴィーガンメニューが充実しているお店。とても内装もオシャレ。
メニューもこんなかわいくて大変。
↑たしか当時はこんな朝ごはんを食べた。。。コールドプレスジュースもあったんですが、当時学生の私には手の届かない高級品でした。笑
4)カタルーニャ広場のEl Corte Inglés最上階にあるフードコート
https://www.elcorteingles.es/centroscomerciales/es/eci/centros/centro-comercial-placa-de-catalunya
ここは、お店?として載せるのに迷ったのですが1人でも行けますし、サクッとごはんが中心地で食べれるので番外編に入れました。
El Corte Inglésはスペインで一番大きいデパートです。このデパ地下にあるスーパーでお土産を買うのも大ありです!ちなみに、1€でチンしてすぐ食べれるトルティージャや1€のハモンとかもあるのでホテルでの部屋飲みにも持ち帰れそうです。
ここの9階にフードコートがあります。お盆をもって食べたいものを頼む食堂スタイルです。
ここの魚介スープは絶品でした、、、!現地で知り合った女友達に教えてもらったのですが、日本では飲めない味です。
ちなみに、ここのサラダは量り売りではなく、ボウル満杯にとっても1杯分のお値段(確か7€位)なのでお得です!スープは係の方がよそってくれます。個人的にスープの上に載っているフライドオニオンとクルトンが大好きだったんですが、よそう人の気分によってはそもそも入れてくれない日もありました。笑
↑左は、好き放題載せまくってしまったサラダ。
右は、例の魚介スープ。味としては、エビのビスクが一番近いかなぁ。魚介の出汁と甲殻類の風味がギュッと濃縮されていて贅沢なスープです。
語学学校が近くにあったので、授業につかれてしまったときはここでサクッとご飯を済ませてしまったりしました。合計12€のごはん、、、。結構バルセロナのお昼って高いところが多かったので、好きなものを選べてこの値段と満足度ならたまにはありかなぁと思ってました(とか言って毎回言い訳を作り、4回くらい行きました)。
今は現地はどんな状況なのかなぁ。見た限りこの飲食店たちはすべて生き残っている様子です。
また行ける日が早く来ますように。。。
では、また。