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レポ#24 伊勢シーパラダイス

鳥羽水族館に加えて、こんなに魅力的な水族館があるとは三重県はおそろしい。鳥羽駅からバスで20分程行ったところにある「伊勢夫婦岩ふれあい水族館 伊勢シーパラダイス」に行ってきました。
前回の鳥羽水族館の翌日に訪問。魅力が全然違って本当に楽しかった。

基本情報
場所:三重県 伊勢市
入館料:1950円(大人、2022.05.04時点)
飼育点数:約231種2759点(水族館ぴあ2015)

2016年に「二見シーパラダイス」から「伊勢夫婦岩ふれあい水族館 伊勢シーパラダイス」に名前が変更になったそう。

今回が初訪問。かつて鳥羽水族館へ来たときに、夫婦岩で有名な二見興玉神社には来たことがあり、近くに水族館があることは知っていた。が、鳥羽水族館で水族館欲を満たしていたので行こうと思ったことがなかった。何かのテレビ番組か何かで、アザラシを膝に乗せられると紹介されていて行きたいと思ったのでした。

チケット・パンフレット

チケットはこちら☟

何の場面なのか、セイウチショーを見ればわかるイラスト
「みんなのおしり」という生き物好きに刺さるデザイン。穴が開いてるのでしおりにできそう。

パンフレットはこちら☟

館内図とショー時間。
裏はYouTubeの宣伝。PRに力を入れる水族館は素晴らしい。


外観・館内

外観と生き物展示までの道のりを少し。

外観はこんな感じ。大きな道路に面しています。
入口横のオブジェ。キティさんとのコラボ。
入口はこちら。開館前に着いたのでまだ入れません。
入って少し進むと魚の水槽があります。
屋内は植物園のようになっていて、雰囲気は東京にある夢の島熱帯植物園に近いものを感じた。滝の裏を通れてテンション上がった。
顔出しが独特(笑)
手書きイラストのベンチ。奥はコツメカワウソのおうち。
コツメカワウソは寝ていた。


夫婦トドタイム

9:50からの夫婦トドタイムを見ました。屋外にあるトドプールに向かいました。

スタッフさんの紹介とともに進んでいくトドタイム。
プールの中でも迫力を感じます。上の隙間からご飯をもらう。
手を振るトド。高いところからプールへの飛び込みも見せてくれました。
なんと外に出てきた!
シャチホコポーズのJJくん。
テツ子ちゃんも出てきました。
おじぎ。
2頭並んで背比べ。JJくんの大きさよ。
あっかんべ~

近すぎちゃってどうしよう~トドとの間には柵もガラスもありません。手を伸ばせば触れられるキョリ。ただただ圧倒される時間でした。


ゴマちゃんタッチ

10:10からのゴマちゃんタッチ。ゴマフアザラシに触れちゃいます。

準備中。
この子はまだ小さく、見学みたい。
台に乗って準備OK!
背中を触れます。湿っていてツルツルでもなくザラザラでもなく何とも言い難い触感。
そして記念撮影もできちゃいます!なんと無料!
見学飽きちゃった?
この子の近くにも行けました。近づいてきたのでむしろこちらが距離を取らなきゃいけない。
ポーズ!後ろのチューリップが幼稚園みたい🌷
ジョーロとゴマフアザラシ。
お水をかけてもらっていました。


イルカとキャッチボール

イルカショーはありませんが、ご飯の時間なのか、定期的にスタッフさんとトレーニングをする様子を見ることができました。

スタッフさんとキャッチボールをしていたのですが・・・
なんとお客さんもできる!「ボール拾って投げていいですよ~イルカが口を開けたら投げて良い合図です」と教えてもらい私も。
投げて、キャッチしてくれて投げ返してくれて・・・何回かやりとりが続くのがすごい。

キャッチボールの様子を動画でも。



セイウチお食事タイム

10:40からのセイウチお食事タイム。絶え間なくふれあいイベントが続きます。ゴマちゃんタッチをやっていた海獣広場で。シートが敷かれてその周りをお客さんが囲みます。

登場!小さい子が絶叫していた(笑)
投げキッスの1秒前。
投げキッス後。
お客さん参加型のコーナー。何が行われるかはお楽しみに・・・。
ご飯もぐもぐ。
ジョーロで水浴び。水量がほしいのでもう上から水を出すスタッフさん。
お食事タイムが終わると記念撮影。追加料金はかかりません!

ショーの開演前、多くの園館では「下がってください」の声の方がよく聞くだろう。伊勢シーパラダイスは違う。スタッフさんのアナウンスが「もっとギリギリまで前に来てください」ですからね。これがふれあい水族館の醍醐味。


ツメナシカワウソと握手

セイウチのお食事タイムが終わるとその流れでツメナシカワウソと握手ができる!もうお分かりですね?もちろん無料です。

待ってくれているきらりくん。
「手を入れてください~」と言われ何も持っていない手を入れるのだが、思ったよりすごい力で握られる。効果音で言うなら「むぎゅっ」という感じ。
お次はひらりくん。きらりくんとは双子の兄弟。
きらりくんと違って、手のひらを出してくれてむしろこちらが握りに行く感じ。個性が出ていて面白い握手会だ。
飼育員さんの合図でガオー。
握手じゃない時間に外を眺める。
氷とカワウソ。
世界カワウソの日にやっていたYouTube配信で知ったのですが、結石予防の水分補給らしい。
よく見るとヒゲがいろんな方向にぶっとんでる。
第二回カワウソゥ選挙の覇者と握手できたとは光栄です!

こちらの水族館に来た楽しみの一つはツメナシカワウソだったのですが、かわいかったです!体が大きくてコツメカワウソを見慣れているとでっか!と思うのですが、仕草が愛らしい。
それにしても握手最高でした!この握手会、クセになる・・・。


アシカショー

11:20からはアシカショーを見ました。

アシカショーが行われるアシカ館。屋内のこのステージの感じ、油壺を思い出した。
コンセプトは2頭のアシカ、どっちが良かったか投票するというパフォーマンスバトル!
まずはオスのアシカ。ニッコリ顔を披露!これは手強いぞ!
お次はメスのアシカの登場。ボールキャッチをしたりダンスをしたり!
乱入してきたダークホース、ケープペンギンのハニーちゃん。
台座にちょこんと。
人の手で育ったそうで抱かれ慣れている。東武動物公園のえだまめを彷彿させる・・・。
おとなしくたたずむ。

最後は観客の拍手で勝敗を決めましたが、勝敗がどうでもよいぐらい楽しいショーでした。



ペンギンウォーク

伊勢シーパラダイスには、ケープペンギンとフンボルトペンギンが暮らしています。12:00からのペンギンウォークで活躍するのはケープペンギンたち。名前を呼ばれておいで~と言われて参加する子もいれば、一方で換羽中の子は自分から来たけれど戻されていました(笑)

出てきました!
「今日はいいペースで進んでいます!」と褒められるペンギンたち。アシカ館を目指します。
砂地の展示場で生活しているのでホースで水浴び。
慣れていなくて逃げる子が1羽いましたが、それ以外みんな落ち着いて浴びる。
自分から浴びる!
きれいになったかな?
アシカ館に到着!
いってらっしゃい!みんなプールに誘導されるも、1羽上がってくるとみんな上がってきていた(笑)
客席前のプールの縁を歩きます(強制)
ステージに到着!
途中で止まっちゃう子。
1羽が落ちると次々落ちる。
みんな陸に上がる中、1羽バシャバシャ泳ぐハニーちゃん。泳ぐの大好きらしい。マイペースすぎる。
アシカ館から戻ってきた後のペンギンたちの住み家「ペンギンの森」にお邪魔しました。
亜成鳥さん。みんなくつろいでます。
こちらはフンボルトペンギン。手前に雛が横たわっております。足を放り出して寝てて安心しきっていました(撮れなかった)
サーフボードがおうちです。



ふれあい魚館

海獣とのふれあいはわかるとして、なんと魚ともふれあえちゃうのが伊勢シーパラダイス。

世の状況的な変更点。十分触れ合えたけど!
チンアナゴにエサやり体験ができちゃいます!今回はやらなかったのでぜひ次回!
トビハゼともふれあえちゃう!
12月に生まれたオイランヨウジウオの赤ちゃん。後ろ姿。
ドフラインクラゲ。「春をつげるクラゲ」とも言われるらしい。
カエルアンコウ。
ミステリークレイフィッシュ。何がミステリーか、1匹でも卵を産んで増えていくらしい・・・。子供じゃなくてクローンなんだとか。不思議というかちょっと怖い。
テッポウウオ。飛ばすの見てみたかったな(声をかける勇気なかった)
カエルの種類がたくさん。
ベタもたくさんいます。
うまく撮れてこれぐらい。難しい!
カクレクマノミに囲まれるこんな水槽もあります。後でTwitterで知ったのですが、こちらの水槽、東京タワー水族館のものらしいですね。
カスザメ。普段は砂の中に完全に潜っていて、こちらはお食事直後の写真。飼育員さんが魚を近づけると一瞬でパクッ。週に2回しかないお食事タイムが見られてとってもラッキーでした!

カスザメのお食事シーン、画角に収まりきっていないのですが載せておきます。


タツノオトシゴ巻き付き体験

イルカやアザラシ、カワウソとのふれあいは、他の園館でもやっているところはあるけれど、タツノオトシゴとふれあえるのはなかなかないのでは?

こちらは300円の有料イベントになりますが、巻き付きふれあい体験ができます。
ふれあえるのはこちら。
ポットベリーシーホースという種類らしい。
手を洗ってスタッフさんの指示に従い、水槽に手を入れます。
スポイトでエサを手のひら近くに落としてもらうと・・・親指と人差し指の間に来た!
分かりづらいけれど、手首に巻き付いてます。
親指にも来てくれました!
オスがお腹で子育てするらしい。生き物の子育ては興味深い。
いろんなご利益あるんだね。
こちらの体験をすると缶バッジがもらえました。

生き物の習性を生かしたふれあい体験で非常に面白かったです。タツノオトシゴがまきつくまでじっと水に手を付けておくのはちょっと寒かったな・・・。


海底ごろりんホール

2階に唯一ある空間が「海底ごろりんホール」です。ここがたまらなく素晴らしく興奮しました。

その名の通り、ごろんとくつろげるマットが段々になって広がっている。飲食可能らしい。
しかも目の前には大水槽。大水槽を正面にした写真撮ればよかった・・・。
なんとマットに備え付けのテーブルの中にも魚がいます。
テーブルの中に生きるハナヒゲウツボ。
こちらはクマノミ。テーブルごとに魚もさまざま。
大水槽は周りをぐるっと一周できるようになっており、反対側には海を見渡せる円形窓が。
優雅に泳ぐカメ。
魚が元気よく泳ぐ楽しい水槽でした。


いこいの魚館―UOASI―

1階のふれあい魚館を出口に向かって進むと、いこいの魚館があります。

水槽の前にテーブルと椅子が置いてあって、こちらも飲食可能。
こちらもテーブルの中に生き物がいます。
テーブルの上に乗っている丸い水色のものは、虫眼鏡のようになっていて生き物をよく観察できる。
ウツボもいます。
今年の1月生まれの魚。クマノミ!?
ではありませんでした。初めて見た魚かも。
タツノオトシゴコーナーがあります。
イラストが手書き感満載で良き。
一部屋分のこじんまりした空間ですが、解説たっぷり。
絵本のような世界観。
訪問した時は8種類飼育されていました。
オイランヨウジウオ。さっき見た赤ちゃんより模様がはっきり。
去年生まれたシドニーシーホース。海草にしっかり巻き付いている。
↓ここで生まれたポットベリーシーホース
元気に育ってね。


グッズ

購入したグッズは2つ。

足湯のところにあったミニタオルガチャ。いるかが当たって嬉しかった。
何が出ても気に入ること間違いなしのラインナップでした。
タツノオトシゴのサコッシュ。素敵すぎません?
サコッシュには缶バッチ2つが付いてきます。
紙袋のデザインめちゃくちゃ良かった。


まとめ

満足度がものすごく高い水族館でした。海獣が多いのはわかっていたけれど、魚も想像より種類がいて楽しめました。
なんと言っても、ふれあいイベントがこれでもかと目白押し。生き物との距離が近い。なのに、お客さんもマナーを守って生き物にすごく配慮されていた。感じたことは「治安が良い」。言い方はあれだけれど、首都圏でこのクオリティーを保つのは無理だと思う。紛れもなく「ここだから」実現できる距離感なんだろう。
世間的な状況もあってか、私がかつてテレビで見たアザラシを膝に乗せる体験はやっていませんでしたが、いつか復活するのを期待してまた行きたいなと思います。

夫婦岩の近くの旅館に泊まったので、早起きをして日の出を見ました。
伊勢シーパラダイスの隣にあるお土産屋には「赤福」があります。冬季限定のぜんざい、
翌日まででギリギリセーフでした。


早いものでこのnoteを始めて1年が経ちました!写真を好きなだけペタペタ貼り付けているだけだし更新頻度ものんびりですが、見てくださる方がいて嬉しいです。これからもよろしくお願いします!

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