2024年8•9月の買ってよかったモノ
こんにちは、こんばんは、Harsuhikaです。
今回は、8月と9月に買ってよかったモノを紹介します。9月の半分くらいは海外旅行に行っており、その間は買い物をしなかったため、2ヶ月合わせての記事となります。
それっぽい理由をつけてみましたが、8月は旅行の準備などで何かと忙しく記事を書く時間を捻出できませんでした。今月以降、また毎月継続できるように頑張ります。
Keychron / K3 Max
どうやらキーボード沼にハマってしまったようで、8月から9月にかけて気づけば5台も購入していました。買ったのは全てKeychronという香港を拠点にしているメーカーのキーボード。
種類は限られますが、ヨドバシカメラやビックカメラでも取り扱いがあり、日本の販売代理店であるKOPEKの公式サイトやAmazonでも購入できます。
購入したうちのひとつがK3 Maxというテンキーレスのワイヤレスキーボードです。以前ご紹介したLofree FlowやSATECHIのSM1とほぼ同様のキー配列で、それらと同じくロープロファイルというキー位置が低いタイプ。
Keychronのキーボードは、プロファイル、キー数やキー配置、バックライトの種類、カスタマイズ性、キースイッチの種類の違いで多くのバリエーションがあります。
ややこしいですが、僕が購入したK3 Maxは以下のようなモデルでした。
K Maxシリーズ(Kシリーズの最高級モデル)
ロープロファイル
テンキーレス(75%レイアウト)
US配列
RGBライト搭載
赤軸(キースイッチの種類)
ホットスワップ対応(キースイッチ交換可能という意味)
これをベースにキースイッチやキーキャップを別のものに交換しています。
このように自分好みにカスタマイズできることが沼にハマった大きな要因だと感じます。キースイッチやキーキャップにどんな選択肢があるか調べて、こうすれば良くなるんじゃないかと妄想して、パーツを購入して実践してみる、その過程が楽しすぎます。
そしてそれが単なる趣味で終わらず、仕事で使う道具となるのも、キーボードのおもしろいところ。お気に入りの道具を使えば、仕事のモチベーションも上がります。
スペックなどの基本的な情報はKeychronの公式HPを見ていただくとして… 数ある選択肢の中からK3 Maxを選んだ理由は、自分が愛用しているキー数(75%レイアウト)であり、実際に試し打ちした中で最も好みの打鍵感だったからです。
キースイッチを変更できるため、打鍵感を後から変更することもできますが、本体構造に左右される部分もあると感じています。近くに試せる環境があるなら、ぜひ試し打ちしてから購入するのがおすすめ。
ちなみに、K3 Maxの下位モデルであるK3 Proも購入したのですが、両者の値段は大きく変わらないものの、打鍵感にはけっこう差がありました。両方とも静音性に優れた赤軸を選択しましたが、Maxの方がスコスコとした打鍵感で打鍵音も控えめ。これはMaxに搭載されている吸音フォームの恩恵です。僕は圧倒的にMaxの打鍵感の方が好き。
ただ、Maxのカラバリはブラックしかないため、白いキーキャップを手に入れるためだけにProを購入することになりました。Maxにもホワイトのカラバリを追加して欲しい。
まだまだカスタマイズは模索中ではありますが、このnoteの執筆時点では以下のような構成になっています。
ベース:Keychron K3 Max
キースイッチ:Gateron × Nuphy Low-Profile Key Switch Cowberry、Gateron × Nuphy Low-Profile Key Switch Aloe、Gateron Low-Profile Key Switch Red2.0 のミックス
キーキャップ:Keychron Low-Profile PBT Keycaps Royal、Keychron K3 Pro ホワイトVer.に付属のもの
ほぼ毎日使う道具なだけに、お金をかけて自分好みにカスタマイズする価値は大いにあると感じています。カスタマイズを考えるだけで楽しいし、使っていても気分が上がります。
僕のもうひとつの趣味であるカメラに比べると圧倒的に安く済むので、購入までの心理的ハードルが低く、あれこれ手を出してしまっています。いろいろ試して経験を積み、最適解が分かってきたら、使わないキーボードやパーツは手放したいところです。
Keychron / K7 Max
もうひとつ紹介したいキーボードが同じくKeychronのK7 Max。前述したK3シリーズとの主な違いは、ファンクションキー(F1キーなど)の有無です。K7シリーズにはファンクションキーがありません(65%レイアウト)。fnキーと数字キーの同時押しでファンクションキーの代わりになります。
ファンクションキーと引き換えに小型で軽量なのが利点。K3 Maxより一列分小さく、約17%軽いです。主に外出先のカフェなどで文字入力メインで使うための小型軽量なキーボードが欲しくて購入しました。
K7 Maxもキースイッチを交換可能なタイプを買ったのですが、今のところは特にカスタムせず、デフォルトの状態のままです。外出先で使うことを想定しているため、キースイッチは最も静音と思われる赤軸から変えるつもりはありません。キーキャップは別のカラーに変更したいと思っています。
K3 Maxで使用しているCowberry軸やAloe軸は音が音がけっこう響くため、周りに人がいる環境に向いているとは言えません。持ち出し用キーボードとして、打鍵感より実用性を重視しました。用途に応じて選べるオプションがあるのは嬉しいですね。とはいえ、十分に打鍵感もいいのですが。
KeychronのProモデルとMaxモデルは、ブラウザ上で動作するアプリを使って、キーマップ(どのキーを押した時にどのコマンドが実行されるか)を簡単にカスタマイズできます。K3 MaxとK7 Maxのキーマップがなるべく同じになるように、K7 Maxに合わせる形で、K3 Maxのキーマップとキーキャップの位置はいくつか変更しています。ハードのみならずソフトにもカスタマイズ性があり、もっと工夫の余地がありそうです。
持ち運ぶ際にはARCHISSのキーボードスリーブに入れています。これがジャストサイズより少し大きく(K3 Maxがピッタリ入るくらい)、K7 Maxの小型さを活かせていない気がするので、もっといいケースを探しています。
相棒のように1台のキーボードだけを使うのもかっこいいですが、複数のキーボードを状況に応じて使い分けるのもかっこいいと思います。こういうのは自己満足が大事。
HAKUBA / PCスリーブ プラスシェル
タイベックという素材を使用したPC用スリーブケース。MacBook Proをスーツケースに入れて持ち運ぶ際、裸のままでは心配なので購入しました。
タイベックとはアメリカのデュポン社が独自開発した高密度ポリエチレン100%製の強靭で耐久性のある不織布。紙の様な質感で、軽量、高耐久、防水、通気性も高く防護服などにも使われている素材です。
タイベックを使用したノースフェイスのコンパクトウォレットを小銭入れとして7~8年使っていますが、破けたりは全くしていません。ただ、経年変化によってスレやシワは増えるので、そこは好みが分かれると思います。
スリーブケースの外側はタイベック、内側は液晶やボディを傷つけない起毛素材が採用されています。両者の間にはクッション材が挟まれているため、衝撃を吸収してくれます。
サイズは3種類(10.2~11インチ、13.3~14インチ、15~16インチ)あり、自分は14インチのMacBook Proを収納するため、13.3~14インチ用を選びました。しっかりジャストフィットでした。
カラーバリエーションは6種類あり、グレーとも迷いましたがホワイトを選びました。実際に見た感じは若干アイボリー寄りに見えます。
このスリーブケースの良さは、タイベックを使用したことにより、軽さ、丈夫さ、耐水性の3つを高いレベルで備えていることです。タイベックという素材については知っていましたが、初めてこのスリーブケースを手に取ったとき、予想よりもめちゃくちゃ軽くて驚きました。わずか70gです。この軽さが最高。
ちなみに、店頭での販売はなく、Amazonでの限定販売のようです。
Amazon / Echo Spot
Alexa搭載のスマートアラームクロック。3年ほど使用していたAmazon Echo Show 5の調子が悪かったので、それと入れ替えで購入しました。7月のセール時にポチっていたのですが、在庫が枯渇していたようで、9月になってようやく届きました。
本体カラーは、ブルー、ホワイト、ブラックの3種類あり、自分はホワイトを選びました。円形のかわいい外観が気に入っています。
スマートアラームクロックという説明の通り、Echo Showのような大きめの四角いディスプレイが付いたモデルよりも、機能が絞られたスマートホームデバイスです。これもディスプレイを備えていはますが、動画を流すことはできませんし、表示できる内容はシンプルなものに限られます。ですが、逆にそのシンプルさが気に入っています。
以前使っていたEcho Showは、不要なニュースや知りたくないスポーツの試合結果などを表示してくることがあり不満でしたが、Echo Spotではそれありません。時計としても使っているので、余計な情報がなく、常にシンプルに時刻を把握できて助かります。
時計以外の大きな役割としては、Echo Spotに声を掛けて、部屋の照明やエアコンを操作できるようにしています。「アレクサ、ライトつけて」の一言で、リビング、ダイニング、キッチン、寝室の照明を同時に点灯できます。
もちろん、全て同時に消すこともできますし、個別にオンオフを切り替えることも可能です。声で照明を操作することに慣れると、手動で切り替えるのはかなり手間に感じます。ベッドに入ってからでも照明をできるって便利です。
時計のデザインやカラーはいくつかオプションから選ぶことができ、時刻に加えて日付や天気を表示させることもできます。
今のところデスクの上が定位置で、メノウのコースターに置いています。デスク周りは四角いものが多いので、円形のものがあると、なんだかオシャレに見える気がします。
必要最小限な機能とシンプルさが自分には刺さりました。Amazonの製品なので、Amazonのセール時にはほぼ確実に安くなると思います。そのタイミングでの購入がおすすめ。
Aer / Travel Pack 3
Aerというサンフランシスコ初のバッグブランドの大容量バックパック。約2週間の海外旅行で使うために購入しました。妻と2人でヨーロッパをラウンドトリップしたのですが、自分の荷物は全てこのバックパックに詰めて旅しました。
キャリーケースという選択肢も浮かぶかと思いますが、ヨーロッパは石畳が多く転がしにくいこと、カメラで写真を撮る際に荷物を体から離したくないこと、きっと妻のスーツケースを運ばされることを想定してバックパックで行くことを選びました。
このバックパックの最大の特徴は35ℓの大容量です。機内持ち込みできるギリギリのサイズとなっています。洗濯することを想定して4日分の着替え、その他諸々の荷物を全て詰め込んでも少し余裕があるくらい。欲張って色々持って行こうとすると入り切らないですが、必要最小限に絞れば無理なく2週間分の荷物を収納することができました。
大容量でありながら使い勝手がいい大きな理由は、ガバッと全開にできるメインコンパートメント。スーツケースのようにパッキングがしやすく、スペースを無駄にせず整理整頓して収納することができます。
メインコンパートメントの他に、すぐに取り出したい細かいものを分けて収納できるサブコンパートメントもあります。使用機会の多かったモバイルバッテリーなどはここに収納していました。PC用コンパートメントには、念のため印刷したチケットを収納していました。
ジッパーには丸い穴が空いており、ここにロックを装着することができます。スリが怖い旅行中も安心して移動できました。
持ち手の幅の広さと数も使い勝手に繋がっています。トップハンドルは幅が広いため、手に食い込むことなく快適に手で保つことができます。また、4辺すべてにハンドルがあるため、鉄道の網棚などから取り出しやい点も良かったです。
バックパネルにもハンドルがあり、ここにスーツケースの持ち手を通すことで、スーツケースの上に安定して載せることができます。電車移動の際など、膝の上に乗せるのは重いし、かといって汚い床にも置きたくないとき、妻のスーツケースに載せれたので助かりました。
背負い心地も良好です。普通に背負うと大容量なので重さが気になるのですが、肩の部分にあるベルトを締めることで軽く感じるようになります。重心が上に上がるためですね。
定価は49,500円と決して安くはないです。というか高い。でも、Travel Pack 3のおかげで快適に旅ができました。これを選んでよかったと思えるバックパックです。1680D コーデュラバリスティックナイロンという素材を採用しており、耐久性も高いので、長く使うことができると思います。
The North Face / Compact Jacket
ノースフェイスのカジュアル寄りな定番フード付きジャケット。夏の終わり頃になると至る所で売っているのを見かけます。それだけ人気なのでしょう。使い勝手もビジュアルも良いパーカーを海外旅行に持って行きたくて購入しました。日本はまだ暑いの着ませんでしたが、ヨーロッパでは常に着ていました。
スタッフサックが付属しており、ジャケットを丸めて収納することができます。着ないときはコンパクトに持ち運べるのが特徴です。
生地はコットンライクでナチュラルな風合いながら、防風性と撥水性を併せ持つため、ちょっとした雨や冷え込みにも対応できます。9月中旬のスイスは想定外に寒く、朝の気温は一桁台だったのですが、このジャケットのおかげで助かりました。
Mサイズでもややゆとりのあるシルエットですが、オーバーサイズ寄りで着用したいのでLサイズを選びました。
カラーバリエーションが豊富で、公式サイトでは9種類あります。落ち着いた色がよかったので、ニュートープ(カーキ)を選びました。
アウトドアギアとしてはスペック不足かもしれませんが、日常や旅行の様々なシーンで使える万能なジャケット。旅行のために買ったものの、シンプルで使い勝手がいいので、これからの使用機会も多そう。インナーダウンと合わせれば真冬でも使えると思います。
以前から持っているユニクロのポケッタブルパーカと比較して軽さやコンパクトさでは劣りますが、対応できる気温や服としての雰囲気はこちらの方が優れていると感じます。気温やシーンに応じて使い分けができそうです。
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ここで紹介した以外の海外旅行のために買ったモノや、書ききれなかったキーボードに関する話など、また別の記事にて述べたいと思います。できれば、旅行の記録も記憶が新しいうちに書いておきたいところ。ではまた。
毎月買ってよかったモノを紹介しています。
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