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お仕事告知記事

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お仕事で書いた記事を、随時紹介していきます。
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記事一覧

エッセイ集『いつかみんなでごはんをーー解離性同一性障害者の日常』刊行のお知らせ

2024年10月29日、デビューエッセイ集『いつかみんなでごはんをーー解離性同一性障害者の日常』…

碧月はる
1か月前
102

【2023年下半期 エッセイスト/ライター「碧月はる」の仕事実績】

2023年下半期(7月~12月)における、エッセイスト/ライター「碧月はる」の仕事実績です。 以…

碧月はる
10か月前
56

【2023年上半期 エッセイスト/ライター「碧月はる」の仕事実績】

2023年上半期(1月~6月)における、エッセイスト/ライター「碧月はる」の仕事実績です。 ジ…

碧月はる
1年前
40

【紡がれた言葉を通して、新たな出会いが生まれる。『スローシャッター』が、私に与え…

「旅」というものに、あまり馴染みがない。それにはおそらく、生育環境が大きく起因している。…

碧月はる
1年前
88

【映画「チョコレートな人々」が教えてくれた、おまじないと勇気の欠片】

愛知県を本店とし、全国に40店舗、57拠点を展開している「久遠チョコレート」。創業者の夏目浩…

碧月はる
1年前
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【たとえ、声が枯れても】

映画「SHE SAID/シー・セッド その名を暴け」を鑑賞した。向き合うのに胆力が必要だったが、…

碧月はる
1年前
79

【書籍レビューを執筆しました】

「ダ・ヴィンチWeb」にて、書籍レビューを執筆しました。 現在、以下の3作品のレビューが公開されております。 ◆『まとまらない言葉を生きる』著者:荒井裕樹氏(柏書房) ◆『エフィラは泳ぎ出せない』著者:五十嵐大氏(東京創元社) ◆『精霊の守り人』 著者:上橋菜穂子氏(新潮文庫) どの作品も、「読んでほしい」と心から推せる作品ばかりです。書籍についての詳しい紹介は、レビューをご覧ください。 本があったから、見知らぬ誰かが身を削るようにして書き上げた文章があったから、今

【「窓辺にて」の映画コラムを執筆しました】

映画テキストサイト「osanai」で、「窓辺にて」の映画コラムを執筆しました。 監督、脚本を手…

碧月はる
2年前
40

【私はもう、戸締まりをするーー映画「すずめの戸締まり」が私に教えてくれたこと】

新海誠監督の最新作「すずめの戸締まり」が、本日より全国の映画館で封切りとなった。「集大成…

碧月はる
2年前
69

【2021年の仕事実績と1年の振り返り】

エッセイスト/ライターとして本格的なスタートを切った2021年。公私ともに激動の1年でしたが…

碧月はる
2年前
81

【それで、お前はどう生きる?】

何かを創り、形となるものを残す。さらにそれを「続ける」ということは、想像以上に気が遠くな…

碧月はる
3年前
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【おいしい約束】

誰かの言葉を支えに、夜を越えた経験がある。自力では這い上がれないほど深い沼に沈んだとき、…

碧月はる
3年前
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【この広い世界のどこかで】

だいすきな映画にまつわるエッセイを書けるときの幸福感は、何物にも代えがたい。すきな映画の…

碧月はる
3年前
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【吸い込み、味わい、満たされる】

オンとオフを切り替えたいとき、私はいつも珈琲を淹れる。ドリップカップに移し入れて適温にしたお湯を、あらかじめ準備しておいた粉の上にゆっくりと注ぎ入れる。ふわりと立ち上る珈琲の香り。流れ落ちる琥珀色の液体。このときばかりは頭を完全にからっぽにして、おいしい珈琲を淹れることだけに意識を集中する。 馴染みの豆の香りが、疲れ果てた心と身体にじんわりと沁みる。お気に入りのコースターとマグカップ。傍らには読みかけの本。そして、淹れたての珈琲。休日はもう、これだけでいい。 * 先日、