【適応障害】管理職やめました
少し前から管理職への登用試験を受けていました。ウェブ上で受ける試験と役員との面接が候補者となってから受ける試験でした。
そして無事というか、試験は通過して管理職になる事が決まっていました。
この1年、この管理職となるべく上司からも色々と話をされてました。
こうでなければいけない
ここが出来てない
何も出来てない
焦ってるだけで何もかわってない
不器用だから
要領が悪いんだから
要領が良くないのはわかったから
全然大丈夫ではない
不甲斐ない
ベテランの社歴なのに何をしてるんだ
でもパワハラ受けました!!的なことを言いたいのではなくて、言われたことは納得いくことがなのでそういう恨みはないんです。ただ、これがあったので、自分は求められているレベルと自分のレベルに差がありすぎて、適応障害になってしまいました、とは思っています。
正式な通達の前に上司との別の打ち合わせが何度かあって、そこでも上司から焦らせられるようは発言がありました。そこで、私が煮え切らない態度を取っていると「大丈夫だ、自分がフォローはするから」「楽しんで管理職やればいい」「一緒に仕事が出来るのは嬉しい」と少しポジティブなことを言われて気が緩んだのかも知れません。
次の上司の発言の「体調は万全か?大丈夫か?」という発言で、本当に全くもって言うつもり無かったのに、この1年間それは言わないで頑張ってきたのに「精神的に少し参ってて適応障害になりました」と言ってしまいました。未だになんで言ってしまったのだろうと思います。
その場ではそれでも管理職をやるつもりだったので、そのまま会議を終えました。数日して、また上司から呼び出されまして、「この1年、貴方が少しづつサインを出していたのは気がついていた。それでも会社を休んだりせず続けてきていたので見て見ないふりをしていた。自分が必要以上に要求をして焦らせてしまった事を申し訳なく思う」と言われました。続けて、「管理職になるのは今じゃないといけない、後には引けない、避けたら扉が閉じる、などという訳じゃない。体調を優先して管理職になるのを先延ばしにしたらどうか?」と言われました。
それを言われても直ぐに、はい、先延ばしにします!!!とは言えませんでした。病になりましたって自分で言っておいてなんですが、自分なりには1年、このために出来ない奴だな!と言われても耐えてきたつもりだったので、今さらそう言われても自分からやめますなんて言えませんでした。
今考えると変な話ですよね。自分から病気になった告白しといて、相手に先に延ばしなよって言われてるのに、はい、と言えないなんて。もう、思考が凝り固まって変なループの中にいたんだと思います。迷惑な話です。
その日帰って家族にこの話をして、それでも管理職やろうと思ってるんだ、倒れちゃうかも知れないけど本当にダメになる前ににげだすからさ、と伝えました。したら、家族から「1度決めたことをやり通そうとするのは素晴らしいしいいところだと思う。でも今回はやめて欲しい、先に伸ばしても良いと言われたのなら、その通りにして欲しい」と言われました。
それでも最初は「うん、そうだね」とは言えませんでした。したら、その後に「もし、頑張った上で倒れて、会社休んで数ヶ月でも1年でも良いけど治るのなら良いよ、でも治らないくらいの壊れ方をするかもしれないじゃない?それだったら出世なんかしなくていい」と言ってくれました。
この言葉がすごくしっくり来て、管理職を辞退する事にしました。それでも、ここから考えて考えて、上司に夜中にメールすることになりましたが。
一応、先日辞退の申し出が社長にまで届き、管理職登用は先延ばしになり、取り消されました。
良かったのかはまだ分からないですが、それでもここ何日かスッキリした気持ちになっていて、仕事を頑張ってみようかな、勉強を本格的にしないとな、という気持ちになってきました。変な話ですが管理職にならない事でやる気が出てきた感じです。
このリセットで少しずつでもいいから、色んなことが上向きになればいいなと思います。