【障害者雇用】その名もリワークプログラム。フルタイムを目指すトレーニング中。
こんにちは。
春野太陽です。
現在2023.09.19(火)14:25。
無事に次のステップへの挑戦を終え帰宅してきました。
やったね👍✨✨
というのも、
8月末に行った上司と先輩との面談を経て、
「春野さんにも会社側にも、お互いこの会社で長く働いて欲しい、働きたい、という意思があるのが確認できたので、目標のフルタイム目指して、焦らず身体を慣らしていきましょう。」
「来れる日だけでもいいし、午前中だけでもいいし、会社に来てみて更衣室で休んでてもいいし、etc」
などと体調を最大限考慮してくれる提案をもらった私。
ただ、出勤する時間が毎日バラバラだと、
身体を慣らすのには適切な方法でないと思いました。
なぜかというと、
過去に【メンタルヘルスマネジメント検定】を
取得しようと勉強してたときの
【復職するための会社の支援方法】
【リワークプログラム】が頭をよぎったからです。
そして、私の方から上司へ、
「メンタルヘルスの位置付けから推奨されている復職のためのステップがある。私はそれに準じて身体を会社に慣らしていきたい。」
とリワークプログラムを説明させてもらい、
それにのっとった出退勤を提案させてもらいました。
『そもそもリワークプログラムって何?』
ということですが、
うつ病や適応障害などで休職をしていた方が
復職を目指していくためのトレーニングです。
そんなリワークプログラムの内容の基本は
①通勤訓練
まずは出勤時間に間に合う時間に起きてみる。
次に会社の近くまで行けるように出勤距離を少しずつ伸ばしてみる。
最終的に会社に行けるようにする。
②軽作業
仕事はやらなくてもいいから出勤から定時まで会社に居てみて、身体に『〇時〜〇時は会社にいる時間』と覚えさせる。
作業ができそうなら簡単なことから午前中だけやってみる。
慣れてきたら少しずつ作業の時間を伸ばす。
あくまで定時までいることが重要。
の2つの項目から成り立っています。
※間違いがあればすみません。
わかりやすく端折っています。
資格も勉強したきり試験受けてなくて、記憶も数年前のものですので。
一応調べ直して掲載しています。
私は、①通勤練習の項目は突破しています。
ですから、②軽作業からが私の課題となったわけです。
しかし、私は推奨通りのやり方ではなく、
そこにオリジナルを加えさせてもらいました。
国のメンタルヘルスで推奨されるリワークプログラム
✖︎
勤める会社の環境・勤怠システム等
✖︎
私の得意苦手に合わせた希望
この3つを掛け合わして考慮してできたのは、
『勤務時間も待機時間も両方少しずつ増やしていく方法』
のオリジナルリワークプログラムです。
たとえば、
推奨通りのリワークプログラム
例
① 9:00~12:00勤務
17:00定時まで待機 ☜
帰宅
② 9:00~14:00勤務
17:00定時まで待機 ☜
帰宅
③ 9:00~15:00勤務
17:00定時まで待機 ☜
帰宅
【☜の部分を見れば分かるように、勤務時間がどうなろうと必ず定時まで身体慣らしで会社に滞在するやり方。】
私のリワークプログラム
例
① 9:00~12:00勤務
帰宅
② 9:00~14:00勤務 ☜①より少し延びる
帰宅
③ 9:00~14:00勤務 ☜②が安定してきたら
14:00~15:00待機 ☜待機時間1時間加える
帰宅
④ 9:00~15:00勤務 ☜さらに+1時間勤務
15:00~17:00待機 ☜待機時間も+1時間
帰宅
【勤務時間・待機時間共に、慣れていくたびに1時間ずつ増やしていくやり方。】
私がこの方法を選んだのは、
『更衣室での待機っていってても、何時間もの間更衣室にいるだけってのもやることに困るな。』
『更衣室の出入り激しいから、慣れる練習になるどころか落ち着かないだろうな。』
という
私の得意苦手と会社の環境状況を踏まえて、
1番ストレスなく慣らせる方法を探したかったからです。
私の会社の場合は待機場所の更衣室の環境により
このようなリワークプログラムを組んでみましたが、
例えばもし、大きな休憩室がフロアにある会社だったり、
会社の横にカフェや図書館があってそこで学習しながら待機時間を過ごしても良い、
ということであったら、
推奨通りのリワークプログラムで、定時まで残る選択で身体を慣らしていたと思います。
だから本当、自分が1番無理せず慣らせる方法を、持っている環境と自分の得意苦手に合わせて組んでみて欲しい。
これはカウンセラーさんにも報告し、
「春野さんに合った素晴らしいリワークプログラムだと思いますよ」とお墨付きをいただきました。
そして今日は14:00までの勤務を初クリア‼️
このまましばらくこの勤務を続けて、
慣れてきたら待機時間を1時間加えたいと思っています。
でももしキツくなったら、段階を戻すのを躊躇わずに!無理は禁物。
ちなみにカウンセラーさんから、
目標(ゴール)に向かって、複数の項目を少しずつ近づけていく方法は、とても有効的で合理的、実務的だと教わりました。
リワークプログラムに関わらず、目標(ゴール)のある仕事をこなすときに、このような構成を組めることが、とても良い能力となるとの話でした。
(その名称を教えてもらったが忘れた💦)
まとめですが、
当たり前にリワークプログラムの認知がないのが、「日本の会社、福祉、まだまだ遅れてるな。」
と感じさせられました。
私は運良く、過去に自分がリワークプログラムについて学んでいたことと、よく話を聞いてくれて対応してくれる上司が居ましたから、この提案をすることができました。
でも、もしこの知識を持っていなかったらと思うと、きっともっと会社復帰にしんどい思いをしてたと思います。
私が今の会社にリワークプログラムを認知させることには大きな意味があると思っています。
まずは、リワークプログラムという復職訓練の社会認知。
そして、これを制度に取り入れる会社の増加。
安心して復職したり障害者が1歩ずつ進んでいける社会ができる力になるはずだと信じています。
それから、リワークプログラムがあるといえども、会社の環境や個人の得意苦手はそれぞれ。
『リワークプログラム通りに!』と焦らず、私のように自分が1番やりやすいと思えるプログラムにアレンジしてみて、ぜひ試してみて欲しいです。
(最後のぼやき)
会社の管理職や人事職は
メンタルヘルスマネジメント取得絶対
っていう国の法律を
作ってもらいたいなぁ。
2023.09.19(Tue)
春野太陽
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