9月の読書記録
10月もラストスパートですが、やっと9月の読書記録が完成しました!
次何読もうかなあと思ったときの参考にしてもらえたら嬉しいです。
「ありがとう」の教科書(武田双雲)
8月に読んだ「ポジティブの教科書(武田双雲)」の余韻が覚めず、続けて読みました。
感謝することで、いい影響があるのは何となく分かってはいたけれど、この本を読んで見ると、どうやら想像以上の効果が期待できるみたいです。
書いてあることを、片っ端から実行してみたくなりました!
20歳のソウル(中井由梨子)
野球の応援歌「市船soul」にまつわる実話です。市立船橋高等学校の吹奏楽部で青春時代を過ごした浅野大義さんと仲間たち、先生との絆の深さに涙しました。
何気なく毎日生きているけれど、当たり前なんて何ひとつない。私も浅野さんのように、自分の人生を生き抜こうと思いました。
くまとやまねこ(湯本香樹実)
ドラマ「海のはじまり」に登場する絵本で、どんなお話なのか気になり手に取りました。
自分にとって大切な存在を失ったとき、どう向き合い前に進むのか、自然と心に刻まれます。子どもと一緒に繰り返し読みたいなと思いました。
幸福な食卓(瀬尾まいこ)
主人公である佐和子と、なかなかにクセの強い家族の物語。
読み進めるほど、切ないとか苦しいとか、いろんな気持ちがごちゃ混ぜになるのだけれど、最後は「人と人とのつながり」という、温かいところに落ち着きます。
52ヘルツのクジラたち(町田そのこ)
悲しい、苦しい、寂しい。まるで深海を彷徨っているような。
でも、つらいエピソードでさえも、最初から最後まで、大きな手で包み込まれているような温かさがある。
誰にも届かないと思っていた心の声も、いつかはきっと誰かに届くと、信じたくなる作品でした。
パッとしない子(辻村深月)
自分が見ていた世界と、相手が見ていた世界にずれが生じることは、よくある。それは思いがけず、恐怖にもなりうると、思い知らされました。
私も気を付けなければ、と身が引き締まります。
無限大ガール(森絵都)
高校2年生の早奈が繰り広げる、青春短編小説。運動神経がよく、助っ人として、あらゆる運動部に引っ張りだこだった彼女が、ある日演劇部を手伝うことに。
自分がないのも個性。短所だと思っていることは、長所にもなりうる。何事も使い方次第だと、前向きなパワーをもらえる一冊です。
9月の読書記録はここまで。
素敵な本との出会いがありますように。
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