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インスタ映えはあきらめた。背伸びしない手帳デコの楽しみ方を見つけるまで

私もこんなふうに、かわいく手帳をデコれたら…

インスタで「#手帳デコ」と検索すると、おしゃれな写真がずらりと並ぶ。うらやましくなって、私も一時期インスタに手帳デコをアップしていました。

たとえば、こんなんとか

こんなんとか…

客観的に見て悪くはないけれど、ずば抜けて映えているわけでもないと思う。よく言えば、「普通より少し上」くらいの仕上がりではなかろうか。

「いいね」の数は10~25くらい。そんななか、映えを意識しながら、写真を撮ったりキャプションを考えたりするのに疲れてしまった。

結果、インスタ映えを目指すのは、潔くあきらめました。

とはいえ、それなりに手帳はかわいくしたい気持ちもあり、試行錯誤してきた。

今回のnoteでは、インスタ映えをあきらめた私が、背伸びせずに手帳デコを楽しめるようになるまでの過程を紹介します。


インスタ映えをあきらめた2つの理由

読者の皆さんにとって、興味があるかは謎だけれど、まずは私がインスタ映えをあきらめた理由を紹介します。

①めんどくさいから

そもそも、インスタ用に写真を撮るのがめんどくさい。

手帳デコも、まあまあ手間がかかるのに、撮影のため、使ったシールやペンを並べたり、明るい場所を探したり、撮り終わったら文房具を元の場所に片付けたり。

考えただけでめんどくさい。

さらに、キャプションも考えなければならない。

ああ、めんどくさい。

②金銭的な余裕がないから

インスタで人気のある人たちのように、シールやマステ、スタンプ、ペンなどをまとめ買いする金銭的余裕がありません。

私的な理由ですが、私はシングルマザーです。加えて、毎月の収入にバラつきのある、フリーランスでもあります。

100均であっても、シールを一気に10シート買うのは現実的に厳しい。

当たり前だけど、生きていれば他にもお金がかかります。

生活費はもちろん、推し活費は絶対に削りたくない!

買おうかどうか4か月間悩んで、ようやくゲットしたダイソーのシール

だから、シールを買うなら一度に2~3シートが限界。インスタに定期的にアップすることを考えると、まあ足りないよね。

私の理想は「背伸びしない手帳デコ」

そもそも何のために、私は手帳デコを公開しようと思ったんだろう。

誰かに認められたいから?
趣味を誰かと共有したいから?

うーん、どちらも違う気がする。私の場合、無理のない範囲で手帳デコを楽しんで、自分が満足できればそれでいい

つまり、「誰かのため」ではなく、自分自身が楽しみたいだけなんだよね。

背伸びしない手帳デコの楽しみ方

ある程度はかわいくしたい。

インスタ映えはあきらめても、そこは妥協したくなくて、試行錯誤してきました。

ここからは、その結果生まれた、背伸びしない手帳デコの方法をシェアします。

■マンスリーページ|「シンプルかわいく」がテーマ

マンスリーページはデコりすぎると、予定が見にくくなりそうなので、余白を活用しています。

デコラッシュはヨドバシカメラのポイントを使ってまとめ買いしました

スケジュールを書き込んだら、デコラッシュでワンポイントをプラス。

空いたマスにマステを貼ってデコレーション

終わった日程のマスが空いていたら、小さめのシールやカットしたマステを貼ると、華やかになります。

■フリーページ|「何を書くか決める」のが続けるコツ

フリーページには、書く内容を決めておくと、何を書こうか迷わなくてラクだよ。

「何を書こうか」「どうデコろうか」悩む時間が減るように工夫しています

たとえば、私が愛用している「ほぼ日手帳 HON」のデイリーページはこんな感じです▼

・その日のタスク
・時間ごとのスケジュール
・理想を叶えるための小さな一歩
・よかったこと・ありがとう
・気持ち

手帳デコは、文字を記入する前に、マスキングテープやシールを互い違いに貼るだけでOKにしています。

見出しをリボン風にするのがマイブーム

見出しは、リボンみたいにするのがお気に入り。一見むずかしそうだけれど、2~3回繰り返せば、鼻歌をうたいながらでも書けるようになるよ。

大切にしたいことをベースに手帳を楽しもう

私は、うつ病の再発がきっかけでフリーライターになり、「背伸びしないご機嫌な暮らし」をモットーに活動してきた。

手帳も同じで、自分が大切にしたいことをベースにすれば、無理なく楽しめるんじゃないかな

あとは「何をあきらめて、何を実現するのか」といったバランスも大事だと思う。

まずは、自分にとっての「大切にしたいこと」を見つめ直してみるといいかも。それがわかれば、「背伸びしない手帳の付き合い方」も見つかるかもしれない。




あとがき

この前、年下のお友だちとお茶をする機会があって。予定を確認するときに手帳を開いたのね。

そしたら中身がちらっと見えたらしく、「なほさん、手帳かわいいですね!」って褒めてくれた。

素直にうれしかったな。

インスタ映えする必要はない。自分が満足していて、たまに褒めてもらえたら、それで十分しあわせ。

私にとっての理想はもう叶っているみたいです。




▼先日アップしたnote。背伸びしない手帳の楽しみ方について、これからも書いていけたらいいなあ。


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春野なほ|エッセイスト・ライター
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