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湯船にレゴがないだけで、こんなに幸せだなんて


湯船にはレゴやペットボトルがプカプカ浮かび、気づけば、じょうろで頭から水をかけられている私。もう疲れて出ようとすると、「やだ!でない!」と言われ、「いや、あんだけ入るの嫌がってたじゃん……」と返すのが毎日のお決まりコース。

お風呂から上がったら、おむつを履かせて、今ならしっかりめにクリームを塗って保湿、とりあえずここまでできたら、ようやく自分の化粧水を塗り始めるけど、肌はすでにカピカピ。

そんな日常の中で、今日は恐らく1ヶ月ぶりとか?運良く1人でお風呂に入れました。レゴも空き容器もない静かな湯船に肩まで浸かり、こんなnoteまで書けているなんて、幸せすぎる。


ただ、ふと考えたのは、子供が生まれる前はこれが当たり前の生活だったなと。でもその頃はまた別のことで我慢したんですよね。

例えば独身時代。給料が少なかったので、ライブや飲み会、服にお金をかける代わりに、食費や光熱費を徹底的に節約していました。鶏むね以外のタンパク質は贅沢品だったし、湯船をためるなんてもってのほか。

それが結婚してからは、節約する部分はありながらもそこまで切り詰めなくてもよくなったとき、「なんっっって幸せなんだ」と思いました。でも、そのありがたさも今では当たり前になっちゃっています。

会社勤めをしていた頃は、職場の人間関係や、思い通りに進められない仕事にストレスを感じていました。「なんでこんなに自由がないんだろう」と思っていたし、出社最後の日なんて、「自分、今なら空飛べるわ」ってくらい開放感でいっぱいでした。

でも、いざフリーランスになると、すべてを自分で決めなければならない孤独や不安があって。「あの環境ってありがたかったのかもしれない」と思うこともしょっちゅうあります。

振り返ってみると、どんなときも「自由がない」と感じながらも、その時その時でしか見つけられない小さな幸せがあったんだなと思いました。

そして今も、子供といることが当たり前の日々で、自分だけの時間がどれだけありがたいものかを改めて感じています。

ただ、この「カオスなお風呂」も、きっといつかは懐かしい思い出になるんだろうな、と。子供が手を離れる頃にはまた新しい幸せを見つけているのかもしれませんね。だからこそ、今この瞬間の幸せをしっかり噛み締めて、支えてくれる家族や周りの人への感謝を忘れないようにしたいです。

さて、贅沢な時間もそろそろ終わり。明日少しでもラクできるように、今のうちにお風呂掃除をして出るとします。

みなさん今日も1日、お疲れさまでした💐

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はるね|オンライン秘書×幼稚園ママ
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