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会社を辞めます。決断できた理由。

数週間前に「会社を辞めたい理由。躊躇う理由。」というnoteを書いた。タイトルのとおり、わたしが会社を辞めたい理由と、辞めたいのに躊躇ってしまう理由を書いた記事だ。
大まかに内容を説明すると、まず会社を辞めたい理由は次のようなもの。

・webライターへのキャリアチェンジがしたい。
・仕事が忙しく心身へのダメージが大きい。

躊躇う理由は

・会社を辞めて未経験の仕事をして、ちゃんと生活するだけのお金を稼げるか心配
・収入が下がって生活レベルが下がるのが嫌
・会社を辞めて未経験フリーランスになったら、結婚を考えている恋人の家族への印象が心配

といった感じである。

自分でも「甘ちゃんだなー。チキンだなー」と感じる内容だったから、批判がばんばん来るかもしれないとビクビクしていたけれど、今のところ批判は来ておらずホッとしている笑。


タイトルにあるように、やっと会社を辞める決断ができた!
先日上司に伝え、今は退職日の調整中だ。いろいろな都合があって恐らく退職日は8月くらいになりそう。

今回はわたしが退職を決断できたわけを書いてみようと思う。
このnoteを読んでくださっている方には、わたしと同じように退職や転職、キャリアチェンジを考えている方がおられるだろうか。
そのような方にとって果たして有益な情報となるかは分からないけれど、読んでみていただけたならとっても嬉しい。

退職を決意できた理由①不安だった恋人のご家族へのご挨拶ができた

わたしは今結婚を考えている恋人がいる。
ただでさえ今の地点でも転職回数が多めのわたしは、恋人のご家族に「そんなに仕事をすぐに変えちゃう人どうなの?」なんて思われないかとても心配していた。
実は「会社を辞めたい理由。躊躇う理由。」にも書いていなかったのだけれど、諸事情あって恋人のご家族はわたしとの交際に反対をされていた。その理由の詳細はここには書けないが、きちんとお話ししたらきっと理解していただけるはずだと思っている。
それでもやっぱり「反対されている」ということを恋人から聞いた時はものすごくショックだったし、不安な気持ちになった。
だからこそ、これ以上ご家族に交際を反対されてしまう可能性がある要素を増やしたくなかった。

そんな中、先日恋人のご家族に初めてご挨拶をさせていただくことができた!わたしの気持ちを知った恋人が、早く挨拶をしてご家族もわたしもスッキリできるように、と機会を作ってくれた。本当に感謝しかない。

お会いしたのはたったの数時間だけで、まだまだお互いのことは知り合えていない。
それでも「一度お会いできた」という事実と、ご家族から恋人に「いい娘で良かった」と連絡が来たことから、すごくホッとした。交際に反対な理由の部分についてどうこうとか、仕事がどうとかではなく、わたしという人間を知ってもらうことができてすごく嬉しかった。

具体的な出来事を記したけれど、つまりは不安材料を減らした、ということになるだろうか。

退職を決意した理由②背中を押してくれる周りの人の存在があった

恋人、家族、友達の支えと応援は大きい。
皆わたしが「仕事がつらい。辞めたい。」と漏らすと、「いいんじゃない!」と受け入れてくれた。

前職から今の会社に転職した頃、周りから「3年は続けないと。」と見下すように話されたり、悪気はないのだろうけど「え〜!また辞めるの〜!」と、ちょっとチクッとする言葉を言われたりした。

人それぞれ考えは違って当たり前だから、その考え自体にどうこう言うつもりはない。ただ割り切って受け流した。
「確かに2年くらいしか今の会社にいないけど、ブラック企業で心も身体も限界だよ。それにこの転職はステップアップのためのもの。ていうか、そもそも年数だけで何がはかれんねん!」といった感じで。

それでも、それでもやっぱり相手の態度や言葉の持つトゲは心に刺さるし、自分の決断に迷いを与える。
わたしの選択は、周りの人にはすぐ会社を辞めたダメなやつと映るのかな?という思いがよぎってしまう。

わたしは身体や心が辛いことを理由に仕事を辞めたいと思う時、「他の人はちゃんとやってるのに…。そんな理由で辞めちゃダメだ。もっとちゃんとしなきゃ!」などと考えて自分を追い込んでしまいがち。(きっとわたしだけじゃないと思ってる。)
今回の退職を考える時もそうだった。そんな中もし周りの人が「辛いのは皆そうなんだから頑張りなさい!」なんて言葉をわたしに言ってきてたとしたら、今頃退職の決断はできないまま、辛いけどこれは当たり前なんだと自分に言い聞かせて毎日泣いていたと思う。

退職を決意した理由③今を生きたいと思った

先日読んでいた「伝え方が9割」という本の中に、ボブ・ムーアヘッドさんという方が書いた文章が引用されていたのだけど、その中のある部分にとても心を打ちのめされた。

この時代に生きる 私たちの矛盾
…略…
生計のたてかたは学んだが 人生を学んではいない
長生きするようになったが 長らく今を生きていない

心にぐさっと刺さった。

わたしは先の生活のことやお金のことを心配していた。でもこの言葉を受けて、わたしは先のことばかり考えていて、今のことを考えてないと気づいた。

お金のことは確かにとても大事なこと。でもある程度チャレンジができるくらいに貯蓄はあるじゃない。リスクを負わないといつまでも新しいことには挑戦できないよ。一回やってみれば?お金はまたそのうち貯めればいいでしょ。

じわじわ、じわじわとそんな声が聞こえてきた。お金が!という声に優って大きく聞こえてきて、思った。

ああ。わたし、やりたいことにチャレンジしたい。今を生きたい。

アニメで闘いの最中、負ける寸前に主人公が覚醒して強くなったりすることがあるけれど、あれってこんな感じ?わたし覚醒した?なんて思った。発想がアホ。

退職を決意した理由④精神的に弱って会社を2日連続で休んでしまった

ある朝起きたら、心がすごく重かった。やらなくてはならない仕事を考えた時、絶望が湧いてきて身体が動かなくなってしまった。
いつもある程度「仕事だるいなー。」と思ってはいるけれど、それでも「仕方ない。やるか!」と気持ちを切り替えて起き上がる。でもその日は全然ダメで、結局仕事をお休みしてしまった。

これまでもこんな日はあった。というのもわたしはPMDDという月経前に抑うつ状態になってしまう疾患を持っており、その症状のためにお休みをすることがあったのだ。

でもこの時はいつもと少し違った。次の日も心の状態が変わらず、結果的に2日連続で仕事をお休みしてしまったのだ。
これまで心の落ち込みを理由に2日連続で仕事を休むことはなかった。1日休めば次の日には回復できていた。

それまでも最近は心の調子が良くなく、休日にベッドから動けなくなったり、恋人に当たったりすることがあった。それもあって、2日連続で仕事を休んだ時、本当によくない傾向だなと思った。
自分の心と身体は一つしかない大切なもの。今はまだ何とか持ち直せるかもしれないが、前職で心身がボロボロになった時の経験も含め、自分の心身の健康のために早く離れようと思った。これが最後の決め手だった。

今後のこと

辞めると決めて上司に伝えてから、終わりが見えたからか、少し気持ちが楽になった。

最近は今後のことの計画を練っている。会社にいる間と辞めた後にやるべきことを整理したり、退職後に切替が必要になる税や保険のことをお勉強したり。

後は最終出社日までちゃんと任務をやりきれるように、身体と心を整えることにも気を配りたい。
そして1日1日周りの方に感謝して働きたい。

最後に。読んでくださった優しいお方へ。

読んでくださりありがとうございました。
今回退職を決意した理由をいくつか挙げましたが、その他に「悩みきった」ということも理由の1つにあるのかなあと思っています。前のnoteにも書いていたのですが、悩んでいる時間そのものがわたしには必要でした。今は時間をかけて悩んで考えまくって、ついにもう悩むことがなくなった、といった感じです。

これは辞める例のnoteでしたが、わたしは退職を悩んでいる方に対してめちゃくちゃ退職推薦派というわけでもありません笑 続けるのも辞めるのも、どちらも良いことだな〜と思います。
どうか一例として皆さんの参考にしていただけたら幸いです。


退職まであと3カ月(くらい)!

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