樹木の水かけの基本~夏編~【誰でもできる!!】
樹木の状態を良くするためには、水かけが不可欠です。
特に夏場の水かけは、非常に重要です。
暑さの厳しい夏場には、しっかりと水かけをしないと、樹木の状態もどんどん悪くなってしまいます。
特に今年は、お客様のお家でも、暑さの影響で葉が焼けてしまっている樹木が多くみられます。
今回は、そんな夏場の水かけや重要性に焦点を当てて、お伝えしようと思います。
最近の異常な暑さは、人間だけではなく、樹木にも顕著に現れています。
ぜひ、参考にしていただいて、生き生きとした葉っぱの樹木にしてあげてください。
樹木の水かけの基本
水かけの基本や春秋冬については、下記の記事を参考にしてみてください。
重複する内容もあるかと思いますが、このまま夏編もぜひ、お読みいただけると嬉しく思います。
夏の水かけは夕方
暑さの厳しい夏場で、朝や日中に水かけをすると、その水がお湯になって、葉を傷める恐れがあります。
人間でいうところの火傷に似ています。
必ずそうなる訳ではないですが、避けられるリスクは避けるべきだと思います。
たっぷり全体に水かけ
枝葉や幹、地面と全体的にたっぷり水をかけましょう。
水かけの目安(枝葉幹)
夏の太陽の日射しで暑くなった枝葉幹を、冷やしてあげるイメージで水をかけてください。
枝や幹は全体が濡れるように、葉には裏表しっかりとかかるようにかけましょう。
また、夏場の西日は、樹木へのダメージも大きいです。
特に西側の幹には、たっぷりとかけてあげてください。
水かけの目安(地面)
表面だけでなく、地面の中まで染み込ませるようなイメージでかけてください。
ポイントとしては、土が流れ出ない程度に水が浮き上がってくるくらいが良いと思います。
できれば、それを2回通りできると良いです。
もうひとつのポイントとしては、日が沈んだ後にかけた場合、2~3時間ほどは、地面が乾かないくらいが理想です。
暑さで葉っぱが…
例年に比べても、2024年の今年は葉っぱが焼けています。
特に、落葉樹や半日陰を好むような樹木が傷んでいるように思います。
一度、茶色くなった葉は、元の緑色には戻りません。
こまめに水をかけて、できる限り、綺麗な葉を保ちたいところです。
もう枯れはじめているからと言って、諦めるのではなく、これ以上、葉を傷めないように、今からでもぜひ、水かけを試してみてください!
こんな時はどうすれば!?
お出掛けで数日家にいない…
数日間、家を空けて、その間、雨が降りそうもないということは、あると思います。
そんな時は、朝でも昼でも、お家を出る前に水をかけてから出発してください。
日中であっても、水をかけてあげることの方が大切です。
水によって、葉が焼けてしまうことが心配な方は、地面だけでもいいので、たっぷりかけてあげてください。
そして、帰宅後には、何時でも同様に水をかけてあげてください。
水道代が心配…
もちろん、毎日かけた方が良いですが、十分に水をかけてあげて、毎日となると、水の量も多くなるかと思います。
そんな方は、水をかけないより、少しでもかけた方が樹木の状態は良くなるので、1日おきでも水かけをしてあげてください。
慣れてくると、木の状態を見ながら、水の量を調節できるようになってきます。
あとは、雨乞いしかないかもしれないです…
雨降りの水かけは…
笑い話で、お客様からも質問されることもありますが、もちろん、不要です。(笑)
ただ、通り雨程度で、地面の表面が乾いて、染み込んでいない場合は、水をかけた方が良いでしょう。
こんなことにも要注意!?
ホースの中の残り水がお湯に…
いざ、水をかけようと思ったら、ホースの中に残っていた水がお湯になっていることが多々あります。
ホースを日陰に置いたり、毎回しまっておけるなら、問題ありませんが、なかなか大変かと思います。
水を出した後、手で触って確認してから、水をかけてあげてください。
台風が過ぎたあとに…
特に、海から直接台風が来る場合、海の海水(塩水)を巻き上げながら上陸してきます。
意外と知られていませんが、台風の雨が樹木の塩害になる場合があります。
台風が過ぎた後、安全が確保できる場合は、ぜひ、樹木にかかった台風の雨を洗い流すように水かけをしてください。
詳しい内容については、以前の記事を参考にして見てください!
植木鉢も1日かけ忘れただけで…
これだけ暑いと、植木鉢に植えられている植物たちも、水不足になります。
地植えと違い、土の量が少なく、土の中の水分量、保水量も少なくなってしまい、すぐに乾いてしまいます。
たった1日かけ忘れただけでも、最悪の場合、枯れてしまうこともあります。
鉢植えの植物には、毎日、水をかけてあげてください。
それが難しい時は、植木鉢の受け皿を利用すれば、土の乾燥を緩やかにできるので、試してみるのも良いかと思います。
夏場に強剪定を…
『年に1回の剪定だから…』
そう思って、庭師に、できる限り小さく、コンパクトに剪定をお願いしていませんか?
夏場の強剪定は、樹木にとってもかなりの負担です。
庭師は、それを知っているので、極端な強剪定はしないかと思いますが、少しでもお客様の要望に応えるため、ギリギリのラインを攻めて剪定するかと思います。
強剪定をした際、お願いした際には、ぜひ、水かけをしてください。
常緑樹でも、肉厚な葉でも、乾燥に強い木でも、葉が焼けてしまう恐れがあります。
いかがでしょうか?
今まで、一度もかけたことがなくても、今までの気候とはまったく違います。
木も、今までは、なんとか堪えてきていたかもしれませんが、ダメージは蓄積されているようにも見えます。
ぜひ、今回の記事を参考にしていただいて、水かけを試してみてください。
今までかけていなかったのであれば、すぐに効果は表れると思います。
https://www.instagram.com/harumien.hamamatsu/
・上記のInstagramでも画像を中心に伝えていますので、良かったら、フォローお願いします。