見出し画像

頭痛とホルモンバランス

私はパニック症も患っているが、身体症状症を発症してからは(厳密にいうとその少し前から)、パニック発作を飲み込めるようになった。
予兆を察して対処できるようになっていたのだが、恐らく発作と身体的苦痛の二重苦に耐え切れず、生存本能がその術を生み出したのだと思う。

心療内科に通院を始めてからは、抗不安薬・抗うつ薬も内服しているため、ほとんど発作の心配をすることはなくなった。

ゆえに、差し当たって現在苦慮しているのは身体症状なのだが、私の場合は具体的には頭痛と上咽頭痛となる。
最近は特に頭痛に悩まされており、なぜなら上咽頭痛には効く抗不安薬が、なぜか頭痛にはほとんど効かないからだ。
鎮痛薬も効かないが、身体を動かしていると自然と治まることがある。(気が逸れるためと思われる。)

寝起きから頭痛のある日は最悪で、「今日も夢見が悪かったなぁ…」と思いながら目覚め、鼻の奥と脳が浮腫んでいるような、鉛のような重い頭を枕から持ち上げられず、しばらく悶えているしかない。
身体症状はストレスを感じるほど強くなるので、痛みを吐き出すイメージで深呼吸をし、なるべくリラックスを心がける。
だが自然に痛みが落ち着くことはあまりないので、最終的には覚悟を決めて身体を起こす。
ベッドサイドに常備している水と抗不安薬に手を伸ばし、やっとの思いで飲み込む。


1年前に比べて、全体的な心身の調子は改善してきているものの、ここ半年程はホルモンバランスにかなり影響を受けている。
頭痛はもちろん、倦怠感もひどくて動けず、ベッドかソファに横たわったまま1日が終わってしまう。
生理前・生理後・排卵期に症状が悪化するため、毎月、月の半分以上が体調不良のまま過ごさなくてはならない。

もともとPMSはほとんどなく(暴食くらい…)、月によって生理痛もあったりなかったりという感じだったので、(潜在性鉄欠乏のためどちらかというと生理後が不調のタイプ)、不調の波がホルモン周期と重なっていることに気づき、確信を持てたのはほんの数か月前だった。

生理周期やPMS・生理痛の程度はストレスの影響を大きく受けるため、身体症状からくる苦痛のストレスがホルモンに影響しているのだと思う。
見事な負のサイクル。

先月婦人科を受診し、内服薬を増やしたくないと漢方(加味逍遙散)を処方してもらったが、生活リズムの乱れやすい私には、服用のタイミングや回数がなかなか難しく早々に断念。
近々再受診して、先生の提案通りピルを処方してもらうつもりでいる。

今度こそ、負のサイクルから抜け出したい。
やりたいことは沢山あるのだから。


いいなと思ったら応援しよう!