しっかりした人になりたい
まぁ、思うだけじゃダメなんですけどね。
私は恥ずかしいことに、人からイチ褒められたら
それを表向きでは「またまた〜」なんていいつつも
内心ニッタニタして、喜んでしまう。
3回褒められてはじめて一回ぐらいだと思いなさい。
となにかの本に書かれていたが、
一度褒められたら自分でボンドで強く糊付けをしてしまい、その気になってしまう。何年間も。
たとえば、「気遣いができるね」なんて褒められたとする。こんなことを言われたのはもう10年近く前なのだが、いまだに私は「気遣いはできるはず」だとどこかでラベリングしていて自負している自分が抜けない。恥ずかしいことに。
だけど、社会生活を送って色んな人と関わっていくと思うのだが、全然自分は気遣いはできてない。し、
何よりもしっかりしていないということを、痛感させられる。
たしかに、童心を忘れず、あんま難しい大人の事情を並べて小難しい話をして、顔に皺を寄せて深刻そうに
生活じみた話をしたいわけではないよ。
だけど、私以外の人たちがみんなしっかりしているのだ。何をどう過ごしてきたら、そういう風な発想ができて、先々、周りの人のことを考えられて
頭の回転をそんな「気遣い」に素早く回す事ができるのだろう。とかなりざっくりだが、ここ数ヶ月だけで本当に自分の抜けている部分とボサっと感にがっかりしている。
いや、たしかに私も気づけている何かもある。
し、いまだに私は気遣いができる自分なんだと思いたい。
でも、「え、そんなこと考えるんだ、考えた事なかった!そこまで気が回るの凄!」と思うことばかり。
なんだか、最近すごくしっかりしている人になりたいし羨ましいな〜と心から思う。