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転職か否か

こんばんは。
キャリアコンサルタントの小川はる子です。

今日のテーマは
「転職か否か」にしました。

面接官をしていると「今度こそは、長く働きたいんです」そういう言葉をよく耳にします。転職サイトでも「1社にこだわらず転職という選択肢を」というニュアンスも目にする。

企業内において、よりよく働くことを支援する。そんな仕事をしていますが、実際のところ転職すればすべて解決なんてことはありませんね。これは私の話ですが、前職で課題だと感じていたこと、現職でも形を変えてやってきました。そのとき、あぁ...これは組織の問題ではなく、私自身の課題なんだなと気づきました。場所や仕事が変わろうとも、私の課題は私が越えていく。そのために、何度もやってくるんだな...と。それを現職で越えるのか、次に持ち越すのかは自分が決めたらいいとも思います。

1社10年以上の勤務経験がありますが、転職しないことを意気地がないと責めたり、焦ったりした時期もあります。井の中の蛙なのかな、外に出てみたら誰にも評価されないのではないか...たくさん悩みました。おそらく転職を考えてから、実行するまで3〜4年かかってます。転職するか否かは、ほぼ誰に相談せず、ひとりで向き合ってました。

あの頃の自分に...
①自分のタイミングで意思決定するのがよい。
②その課題、希望。誰かに相談してみた?
③どのように働きたいのか明確にする。
④現職にいるメリットデメリット書き出す。
⑤一気に決めずにまず求人を眺めてみよう。
⑥1社で長く働いてきてえらい!すばらしい!
⑦誰かと比べて意思決定しないこと。
⑧どんな顔をして通勤していますか?
⑨転職しないことも選択肢にしよう。
⑩仕事のストレスと発散のバランス取れてる?

今、転職に迷っている方。
年齢とか、経験とか、スキルとか...。もう遅いのではないかとか...。現職を飛び出す勇気とか...。見えない未来の不安とか...。あるかもしれません。それでも、今日が一番若くて、自分の人生のハンドルは自分で決めていく。そのほうが、きっと面白い。

転職するか否か。
実は、もっといろいろな選択肢がある。そもそも、自分にはその選択肢が、自分の手のなかにあることを知っておいてほしい。誰のせいにするでもなく、環境がよくないのであれば、しっかりと評価して、そのうえでどう行動するか決める。退職する、転職する選択肢があることを知ったうえで、現職に残るというのも選択です。今は、社内だけでなく、相談サービスも充実しています。小さな小さな一歩を踏み出して、自分にとってちょうどいい働き方を、自分でつくりましょう。

私は、そういう人たちをお手伝いしたい。

それではまたお会いしましょう。

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