坂の下の診療所、減塩成功、最大競合相手はAI(?)
扉がだぁん!と開き、はーはー言っているひとが入って来たと思ったら犬だった。足元に座る。先ず「つ」の形になってこちらを見上げ「撫でる?」と言う。撫でていたら満足して横になったので、ホチキスの針を横にした形になった。
歩いて1分ぐらいの坂の下の診療所から詩人がLINEで、血圧が上が120下が80だと知らせてくれた。自粛で継続できている減塩食生活のおかげだ。ありがとう!女子栄養大学出版部「塩分一日6gの健康献立―減塩するならこの一冊―」
昨日イタリアのサンマルツァーノに言及したため、noteが兵庫のイタリアンシェフの荻堂桂輔さんを紹介してくれた。文章がお上手!
>マスクをしていると、小顔サウナマスクかってくらい汗をかくのに、
全然小顔になる気配の無い荻堂です。>
笑ろた。
↑その記事に以下のようにある。
「車の中でAIが調理して、出来立ての料理が家に届けられるって事もありえます。
こんな事になったら、
資本力のない個人店なんて
敵う訳ないです。」
上記のAIとは、データベース化された様々なレシピから、主人好みの味付けを機械が覚え、ロボットが作ってくれるという意味なのではないかと解釈した。
こちらも同じ敵と戦っています。
でも飲食という行為を外野から拝見する限り、AIがそこまで(プロのシェフさんに代わるなんて)出来る訳はないでしょう、そりゃああり得んでしょう、と確信して思えるのだ。
何故ならAIは微笑んでくれない。
「今日そんなにお腹空いてないんだけど、ぜいたくに食べたい」
と言ったら多分、フリーズする。
AIは食べ物は提供してくれても、かけがえのない、豊かな時間は提供してくれない。
そこで経験できる、かけがえのない一期一会も提供してくれない。
普段じっくり話をする暇がない、大切な人との会話も弾まないだろう。
自粛中、初めて!鯛、380円!!!をおろした。
はじめておろした魚がタイって多分珍しい。骨が固ぇ固ぇ。
そのあともっと骨の柔らかい鯵(アジ)や、いわしって手で開けるのよ奥さん、な鰯(いわし)を扱ううち、少なくとも久満喜は過去のものになりかけ、このまま年金生活への直行も悪くはないと希望(飲食業を営む多くの方々にとって競合)が出来てきてしまった。
しかしもしも、自分がいやだいやだいやだと思っている営業で金銭を得て、荻堂さんところや久満喜のようなすばらしい空間で、今までのようにかけがえのない時間を持て、それが、誰かのかけがえのない人を支えるのなら
顧客にメールしよ
います自分 (= 営業)
て言お。
と思いました。
本物のシェフさんがこしらえたものにかなうわけがない。
われらの業界もそうだと思いたい。
自分と同じ業界人の詩人はAIに我らがやっていることがマネできる訳ないとでんと構えながら、その実(期せずして)AIにお勉強させている。
う。
幇助犯が同じ屋根の下にいたのか。
昼: キューブビーフステーキサラダ、ホームメード米粉パン(よもぎ、おから入り)
夜: 三種の鳥から揚げ、刺身こんにゃく、ズッキーニの出汁炒め