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#スキしてみて
起きたら犬がいなかった/宙(そら)という名の犬/土星の消失
朝9時に起きたら犬がいない。
いつもいる階下のソファは黒い毛だらけで、タオルがしわくちゃだ。タオルのしわをゆっくりとのばして自分の今の気持ちを考える。ぬるい午後に起きたら親がいない子供の頃の感覚では全然ない。
村上春樹の小説の主人公が猫を探しに行く時にこうなんだろうという、そのまんまな気持ちで階段を上がっていくと、珍しくオフィスで犬が「刀」の形(起筆方向が頭)で寝ていた。
午前中、受けたセキュ