アスリートの気持ちの切り替え方
アスリートは未来に起こりうることをいくつも想定して対処法も練っています。想定外の状況においても威力を発揮します。
田中将大
投球前後キャップに触れる
NYヤンキースで活躍する田中将大選手。マウンドでキャップのツバをじっと見るのが印象的。ピッチャーは連続して投球するので都度切り替える必要があります。
大坂なおみ
コートに背を向ける
テニスで活躍を続ける大坂なおみ選手。試合で調子が悪い時後ろを向くことがあります。自分のプレーではなくそれ以外に意識を向けようとしていると思われます。気持ちをリセットさせようと試みているのでしょう。
桑田真澄
ボールに話しかける
元巨人のエース・桑田真澄さん。投球前にボールにささやきかけています。心理学ではセルフトークと呼ばれます。次の行動にポジティブなイメージを描くため、奮い立たせる言葉を発するのです。
イチロー
徹底的にやり続けたルーティン
野球史に数々の歴史を残したイチローさん。バット立ての一連の動作は有名です。毎回正確に同じ動作を行うことで自身が乱れたときにすぐ気づけます。
ラファエル・ナダル
鼻や額付近に触れる
サーブ前に鼻や額を触る仕草をします。触ることは心理学で不安を意味するのですが、ナダル選手の場合は違います。どんなゲームでも必ず行っているので次に行うプレーの戦略を考える時間に充てているものと考えられます。
内村航平
跳馬前に行う所作
跳馬前に両手を前方に伸ばします。ご本人にとってはかかせない動作です。自分自身のカラダの軸や跳馬までの距離、方向のズレがないか測っているのです。
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